麦わらぼうし総会に参加してきました〜笠原産業株式会社・麦わらぼうしの会(栃木県足利市)〜 | 【日本の麦の底力】国内産麦 応援ブログ

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こんにちは!

国産麦応援ブログです。

 

夏日が続きますので

熱中症などお気を付けください。

 

 

 

 

さて今回は栃木県足利市にある、栃木県産小麦の製品を作っている【笠原産業株式会社】さんの100周年記念感謝の集い・麦わらぼうしの会の総会にお邪魔してきました!

 

 

 

 

笠原産業さんは大正8年創業、代々製粉工場を営んでいます。

元々、製粉ばかりでなく雑穀などの加工も行っていましたが、

小麦も配給物資となり、政府の委託加工が増える中で、製粉の比率も高まっていきました。

しかし戦後、政府が委託加工制度を撤廃した事により、小麦粉は全量自力で販売せざるを得なくなりました。

 

しかし、小麦粉を購入してくれる販売先もはじめからいたわけではなく、コツコツと地道に販売してきた小さな積み重ねのおかげで会社は大きくなったと言います。

そのため、笠原産業さんは人と人との繋がりをとても大切にしています。

 

栃木県以外の製粉会社さんとの繋がりもあり、栃木県産の小麦の全体的な活性化を目指しています。

 

 

 

笠原産業さんの100年の歴史の中では、工場の建設の許可がなかなか下りなかったりなど様々な苦労がありましたが、地元の製粉会社さんやお得意様など栃木在住の皆さんに支えられ、共に歩んできた“栃木で育てられた会社”という地元への感謝の気持ちがとても強く感じられました。

 

 

 

会場ではジャズの生演奏が聴けました。

宇都宮はジャズの街でもあるんですね。

 

 

 

総会が始まると、社長さんのご挨拶のあとに、笠原産業の歴史を振り返る映像が流れます。

 

 

 

 

 

 

会場には笠原産業さんの商品や、コラボレーションした商品が並んでいました。

 

 

 

 

 

笠原産業さんが扱っている栃木産の小麦粉は4種類あります。

「イワイノダイチ」「麦のかほり(原料さとのそら)」「タマイズミ」「ゆめかおり」

中でも「イワイノダイチ」はもちもち感や色味がうどんに適していて、一押しの商品とのことです。

 

 

また「麦のかほり」は不二家さんとコラボレーションしたお菓子“カントリーマアム”にも使用されている小麦粉になります。

 

 
 
 

この“カントリーマアム”についても映像で説明があり、消費者からは安心・安全な国産小麦を使用することへのニーズが強い事と、国産小麦をお菓子に使用することは難しいとされるなか、笠原産業さんの小麦粉は最適だったと不二家さんからのコメントが印象に残りました。

 

 

 

会場のお食事の中には、笠原産業さんのうどんがありました!

 

 

コシがあり、噛むと甘みが広がります。

 

 

 

しばらく歓談の時間があった後、最後に社長さんの締めの言葉で会は閉会になりました。

 

“これからは地元の小麦無くして企業は存続しない。地域に生かされ尽くす企業として務めを全うしたい”

と今後の抱負を掲げておりました。

 

 

 

笠原産業さんは気軽に来れる「キッチンこむぎ」というお料理教室を月に2回開催しています。

1回目はパン、2回目はうどんを作っています。

 

また11月第一日曜日には工場をオープンにした「麦わらぼうしフェスタ」も開催される予定です。

小麦製品の試食や、お料理教室のブースもあるみたいなので是非遊びに行ってみてください。

 

 

 

お忙しい中、お話をしてくださりありがとうございました!

そして100周年おめでとうございます!

これからも栃木県産の美味しい小麦粉商品が食べられるのが楽しみです。

 

 

 

◆笠原産業株式会社・麦わらぼうしの会

〒326-0338

栃木県足利市福居町819

Mail:info@kasa-kona.co.jp

TEL:0284-71-3181 

FAX:0284-72-5641

笠原産業HP:http://www.kasa-kona.co.jp

麦わらぼうしの会HP:www.mugiwaraboshi.jp/

公式通販サイト:http://www.kasa-kona.co.jp/shop_komugiko.html