淡路島が生んだ日本伝統の味 〜淡路たかたのケーキ〜 | 【日本の麦の底力】国内産麦 応援ブログ

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こんにちは!国産小麦応援ブログです。

 

今回は兵庫県淡路島に取材に行ってまいりました!

 

淡路島へは、神戸三宮からバスを利用して向かいました。

 

到着して最初に向かった先は、

 

 

兵庫県淡路県民局 北淡路農業改良普及センターさんです。

こちらはお名前の通り、兵庫県淡路の農業等の普及推進を行っています。

 

この北淡路農業改良普及センターさんから、ご紹介いただいたのが

今回の取材先となる「淡路たかたのケーキ」さんです!

 

 

 

「日本の麦の底力」ののぼり旗もご利用いただいていました!

そして今回の取材にご協力いただいたのはこの方「有限会社たかた 代表取締役 高田 和明さん」です。

 

 

それでは、早速中へ入ってみましょう!

 

  

 

とても明るくて大変オシャレな店内でした!

店内では、コーヒーなどのドリンクと一緒にお席でケーキを召し上がることもできます。

 

ここ「淡路たかたのケーキ」さんは、国内産麦はもちろん淡路産のフルーツや食材などを

使用したケーキや焼き菓子、ジェラートを提供されています。

また、「淡路たかたのケーキ」さん独自でも小麦や食材などを自家栽培されています。

 

自家栽培のきっかけは、約15年前。

さつまいも栽培、加工(スイートポテトの生産)からスタートされたそうです。

後に、「淡路島のお土産屋が全くない」という理由から

現在販売している焼き菓子(クッキー、パイ)をおみやげ用に販売開始されました。

 

 

ケーキや焼き菓子ということで、お子様の誕生日やクリスマス、初節句などお祝い事で

ご利用いただくことが多いそうですが、人口の減少に伴い、小麦の生産もスタートされました。

 

現在、高田さんが生産している小麦は、「セトキララ」と「シロガネコムギ」の2種類です。

自らがケーキや焼き菓子を販売しつつ、小麦の生産も行っているのです!

 

 

それでは、「淡路たかたのケーキ」さんの商品の一部をご紹介いたします!

 

最初にいただいたのは、こちら。焼きたてほやほやの「素焼きクッキー」です。

素焼きなので、材料は小麦粉・バター・卵だけ!

しかも焼きたてなので早速一口…

 

 

たったこれだけの材料で、こんな風味豊かなクッキーになるなんて!

というくらい口の中で風味が広がる美味しさでした。

 

まだまだご紹介は続きます。

 

 

こちらは「淡路島のベリーのケーキ」。

淡路島産のブラックベリーやブルーベリーをふんだんに使ったケーキです。

現地の食材を使用して作られているところに、こだわりを感じますね。

 

 

こちらは、「ブルーベリーのシブースト」。

淡路産のブルーベリーが乗っていて、表面が焦がしたカラメル、

中はカスタードクリーム、そして底にはタルト生地という贅沢な一品です。

 

ブルーベリーがそれぞれの食材ととても合っていて、

表面から下まで色々な食感も楽しめます。また食べたいです!

 

 

そしてもう一品ご馳走になってしまいました…。

「ベイクドチーズ」です。

もちろんチーズも「淡路たかた」産です!見ての通り、たかたさんは「淡路産」にこだわっています。

とても濃厚で美味しかったです。短時間でクッキーとケーキ2品も食べてしまいました…。

 

 

ここで、高田さんに「国産小麦へのこだわり」をお聞きしてみました。

 

それは「安心」・「安全」であることが一番という理由から来ているそうです。

外国産麦よりも、日本でかつ自分のところで作った小麦が一番安心で安全。

そこにこだわりを持って始め、たくさんの商品が生まれているのですね。

 

国産の小麦は、水分量も多くしっとり仕上がることも選定の理由だと仰っていました。

 

また、高田さんは「日本のスポンジケーキ」にもこだわってきたそうです。

例えば、ショートケーキにしても日本と海外のものとは別物だと言います。

 

日本のショートケーキといえば、ふわふわのスポンジに真っ赤ないちご、そして生クリームと

誰でもわかるような代表的なケーキです。

 

一方、海外ではスポンジ部分がビスケット調のようなものであったり、

スポンジの中にアーモンドペーストが入っていたり、万国共通のものではないのです。

 

日本のケーキは、スポンジをベースにしたものであり、高田さんはこれにこだわりを持って

作ってきたと仰っています。

古くから日本に親しまれてきたものを、変わらぬ形で提供されているということですね。

 

もちろんスポンジケーキにこだわりながらも、色々な商品をご提供されています。

 

 

こちらは「なるとオレンジ」と呼ばれる淡路島唯一の柑橘(オレンジ)を

スフレとゼリーにしたお菓子です。

 

こちらは淡路島産の牛乳と鶏卵を使ったカスタードクリームに白桃を

合わせたケーキです。今の時期に白桃はぴったりですね!

 

「淡路たかたのケーキ」さんは、焼き菓子のラインナップもすごいのです!

先ほどご紹介した素焼きクッキーの他にも、たくさんの焼き菓子がズラリ!

 

 

 

 

私もお土産を買うのに、とても迷ってしまいました。

それだけ魅力的なお菓子が揃っているお店です。

 

なんとこのお店にはジェラートもありました!

 

 

 

様々なテイストが楽しめますが、オススメはたかたのケーキさんのクッキーが入った

「クッキークリーム」です!暑い季節には本当にぴったりですね。

 

 

 

代表の高田さんは、麦は育てることも難しければ、活かすことも難しいと、

生産者さんならではのお声をいただきました。

 

そんな中、国産かつ自前の小麦を使用し、同じ淡路の食材を活かした

たくさんのメニューを見ていると、「淡路の生産者」としての情熱が伝わってきました。

 

これからも、淡路の食材を使った、淡路ならではの商品をたくさん発信して

いただきたいと強く感じました。

 

 

 

皆様も淡路にお越しの際は、ぜひ「淡路たかたのケーキ」さんにお立ち寄りください!

このお店には、こだわりを持った国内産の麦を使用した商品が沢山あります。

中を覗けばきっと食べたい商品が見つかるはずです。

 

旅のお土産には焼き菓子をお買い求めいただけますし、

店内ではお茶と一緒にケーキを召し上がれます。

 

 

 

「淡路たかたのケーキ」高田さん、北淡路農業改良普及センターの安部さん、

今回は取材をさせていただき、誠にありがとうございました!

 

 

 

 

◆淡路たかたのケーキ

〒656-2131 兵庫県淡路市志筑3266-1 

TEL.0799-62-4144

http://www.takatanocake.com/