https://www.youtube.com/watch?v=KgegFUdyQ5E



片付けられない母(「貯め込み症候群」というらしい)の元で育った娘が、自立したあと、反動で極端な潔癖症になってしまった、という実話です。




「モノは捨てないと貯まっていくという恐怖」

「汚くなる恐怖で全て捨ててしまう」

「何でも捨てずにはいられない」

「今使わないものを取っておくことが苦痛」

「捨てられるものはすぐに捨てたい。その衝動が抑えられない」




が潔癖症の症例として紹介されていました。でも、私はこの気持ちがすごく共感できるんです。というより、私の気持ちそのものでびっくりしました。



「別になくたって生活に支障ないんだから」

「何もないほうがすっきりしていていいでしょう?」

「モノを置くと汚れるじゃない?」



という彼女の言い分がすごく分かるのです。・・・これ、病気なんですか?




私の場合




頂き物のお菓子が大量にある場合→冷凍してしまうか、周りの人に配る

服を新しく買ったら→古い服は一着捨てる

特売品を見つけても→1個しか買わない

何にもない場所は「さびしい」のではなく、「すっきりしている」と思う

モノを買うことが嫌い→というより、モノを買うことへの興味が薄い

もらったお土産→一定期間おいたらこっそり捨てちゃうかも

テレビもアンティークもない空き家みたいな家→理想です!




という感じです。「生活感のある部屋」が苦手なのかもしれません。「これ、本当に必要?」と買う時だけじゃなくて、家にあるものすべてに対して自分に問いかける習慣がついてしまっているので、1年5カ月以上片付けても、まだまだ片付けています。


片付けが終わらないし、終わる気配がない。前は絶対必要だと思っていたものも、時間をおくと必要には感じなくなっていったりするし、もっとモノのない生活をしていみたい!という誘惑も大きいです。現在の私の部屋は、病気を克服したジェシーの現在の住まいよりモノが少ないかもしれません。



うーん、病気なのかなあ。母にも「前はモノがありすぎたけど、今は今で殺風景なほどモノがなくない?」と言われます。でも気持ち良いんだけどなあ。もっと減らしたいんだけどなあ。


「モノが少ない」のと「潔癖症」は別問題だと思うのです。モノが多くても綺麗好きで清潔な家というのもあるし、モノが少ないけど掃除機かける頻度が少ない家もあると思います。ペットを飼っているかどうか、ということでも清潔か否かは変わってくる気がします。


いや、さすがにお客さんの目の前でその人のもってきてくれたお土産を捨てるとか、その日のうちに家族のお土産を捨てるとかはしないけど、「いつでもすっきり片付けた空間にいたい!」という気持ちはよくわかるんです。


なので、番組の中で入る「エ~~!!」という観客の悲鳴を「え、これで驚くの?普通じゃない?」と思ってしまいました。自分が世間とずれていっていないといいんだけど・・・。