静かに時を重ねてきた、ひとつの古民家。
人が去り、草が生い茂り、風雨にさらされ、忘れられようとしていた家。
けれども、ここには、まだ息づくものがありました。
それは、人々の記憶であり、土地の歴史であり、未来へと受け継ぐべき命の鼓動です。
私たちが取り組んだ「古民家再生プロジェクト」。
それは、失われゆく命に光を当て、再びよみがえらせる挑戦でした。
そして、この場に響き合うのが、画家・篠崎 氏の絵画。
岡本太郎の生誕100周年記念展を手掛けた彼の作品が、古民家の静謐な空間と出会い、全く新しい生命を宿しました。
古民家は蘇り、アートは世界へと羽ばたいていきます。
作業は決して簡単なものではありませんでした。
伸びすぎた草を刈り、木を伐り、埃を払い、積み重なった荷物を整理する。
けれども、そこに集まったのは、家族、親戚、そして志を同じくする人々の温かな手でした。
「人が来てくれるのが嬉しい」
そう笑顔で語る地域の方の言葉に、胸が熱くなりました。
過疎化に悩むこの町に、人が訪れ、賑わいが戻る。
その小さな一歩が、やがて地域全体を支える大きな力になると信じています。
私が描く夢は、この古民家をひとつの美術館、アトリエとして生まれ変わらせること。
作品を守り、訪れた人に自然や歴史を感じながら、心揺さぶるひとときを届けることです。
そして将来は、絵画をNFTとして残し、仮想通貨と連動させることで、古民家とアートの価値を新しい形で未来につないでいきたいと考えています。
古民家 × アート × 地域再生。
これは、ただの取り組みではありません。
人と人をつなぎ、失われかけた命を取り戻し、未来を描く物語です。
この小さな古民家から、世界へ。
希望の灯火を、ともに広げていきましょう。