「愚者は経験に学び、賢者は歴史に学ぶ」という格言を聞いたことがあると思います。
これはドイツの名宰相であるオットー・ビスマルクの言葉だそうです。
愚かな者は経験からしか学ばない、と解釈できますが、これでは経験したことしか学べないことになってしまいます。
そうではなく、自分が経験できないことでも先人たちが経験したこと、すなわち歴史を学ぶことで、沢山の経験を身に着けることが出来ると言う訳たそうです。
先人たちは多くの失敗と成功を繰り返し、その経験の中から歴史という形で我々後世の者に貴重な経験談を残してくれているのです。
病気や自然災害、食糧難、戦争と多くの先祖が体験して乗り越えて来た情報が私たちの遺伝子の中には書き込まれています。
これを学ばない手はありません。
先祖が体験した事を知るは、かなり価値があると思います。
ピーター・ドラッガーは、「未来は過去の延長線上にある」と言いました。
今ある現在、そして未来は全て、過去の出来事が基盤となって表れた現象でしかないのです。
すなわち、未来を知りたければ過去を学ぶ、歴史と先祖を学ぶことが近道だと言うことです。
この格言には、次の言葉が付け加えられているそうです。
「そして聖人は経験から悟る」
過去、何度も偽情報に騙されました。
歴史も時の為政者によって改ざんされてますから、何が真実かを見極める自分の感性が大切です。
ただ、日本は神話を学校で学びません。
神話を忘れた民族は100年以内に滅ぶ
この言葉はイギリスの歴史学者アーノルド・J・トインビーの名言です
日本は戦後から70数年経ちました 戦後教育から「神話」の授業がなくなりました
戦後生まれの子供達、今は立派な大人?になっていると思われますが、日本の國の成立ちを学校教育で教えられていないのです
世界広しといえども、自国の成立ちを学校教育で教えていないのは我が國くらいのものです
残念です。
人間に神は、「産めよ増えよ地に満ちよ」と言われたそうです。
人間を産んで増やして地に満ちさせて地を従わせて、地球上の全ての生き物を支配せよと言われたそうですが、
体験も含まれそうです。
体験を通じて得た知識と感情
なんで、お金持ちになりたいか?
なんで、美味しい食べ物を食べたいか?
なんで、幸せになりたいか?
例えば、お金を沢山貯める事が目的で無く、そのお金を使って色々な体験をしたいし、色々な感情を味わいたいからかなと思います。
だから体験は、とても大切だと思います。
岡 さんの戦略コラム|ランチェスター経営ジム|
ランチェスター戦略を学ぶ場より参照