共に怪奇現象を体験し、塩を盛った山本創也(商４・桜美林)君から指名をいただきました。佐藤凌(文理４・日大鶴ヶ丘)です。
自分は「直球勝負」という言葉を自分を表す言葉に選びました。
この四年間の準硬生活で配球に困った時はとにかくストレートを投げ込んでいたのでこの言葉にしました。準硬生活での奪三振のほとんどがストレートだと勝手に思い込んでます。
ストレートを磨くために自分はこの日本大学準硬式野球部の中で一番プライオボールを投げたと自信を持って言えます。
ストレートしか頭になかった自分の配球を頑張って考えてくれたキャッチャー陣には頭が上がりません。
今までの野球人生を振り返ると、少年野球、中学までは思うような結果が出て楽しかったですが、高校一年の冬に足を骨折してからは辛いことの方が断然多くなりました。あの骨折は自分の人生を１８０度変えたと思ってます。でもその骨折がなかったら今この日本大学準硬式野球部で野球はしていないし、大好きな四年生とも出会えてなかったと思います。
大学での四年間は本当にあっという間で、それだけ毎日が濃かったからだと思います。
楽しいことも辛いこともたくさんありました。
高校の時の骨折もそうですが、自分は大事な時期に怪我をしてしまうようで、全日前の夏合宿で肉離れして試合に出れなかったり、三年の秋リーグ後に肩関節唇損傷が発覚したりと、怪我に振り回された四年間でした。
その中でもこうやって続けられたのは親の支えとピッチャー陣の存在が大きかったと思います。
ピッチャー陣は家族より一緒にいた時間が長かったんじゃないかと思うぐらい一緒にいることが当たり前の存在でした。
その当たり前もあと１ヶ月しかないと思うと寂しいなと素直に思います。
残りの１ヶ月を大事に過ごしたいと思います。
次は自分のせいで趣味が二つほど増えてしまった澤田大斗(文理4・日大高校)君にバトンを渡したいと思います。