こんにちは☆日本語情報センターブログ担当のグっちゃんです♪
歴史あるパン焼きの村、Alfacar(アルファカール)から毎日届く♪♪キオスクタイプのちょっと珍しいパン屋PanaderiaGeni(パナデリア・ヘニ)
グラナダ市内から7キロほどのところにあるアルファカール村。アルファグアラ山脈で採れるたくさんの薪、3か所から出る豊富な湧き水と、その水力で石臼を引いて製粉が出来たことでパン作りが発展、500年以上前からグラナダや周辺の村々にパンを届けてきました。
グラナダ市内を観光していると、「Pan de Alfacar パン・デ・アルファカール」と掲げたパン屋さんがちらほら。美味しいパンの目印になっています。アンダルシア州が保護していて、アルファカル村(とお隣のビスナル村)で、伝統的なレシピと材料で作られたパンのみがアルファカル村のパンと名乗る事ができるんですよ。
スペイン人の大切な主食。
スペインでは、パンは毎日購入する人がほとんど。友人とのんびりお茶していたら「あ、今日のパンが無い!!」と買いに走ったり、「帰りに買ってきてね」とご主人に電話していたり。日本人が「あ、夜のごはん炊いてない!!」という感覚と良く似ています。
日本人からすると買いだめして冷凍するか、翌々日ぐらいなら食べられるんじゃない??といったら「それは食べたくない。。」と言われました。
行きつけのバルや友人たちのお気に入り♪♪毎日買いたいちょっと珍しいキオスクのパン屋さんGeni(ヘニ)へ
行きつけのバルのタパスに添えられるバゲット&お友達が手土産で持ってくる菓子パンがおいしくて、どこのパンか聞いたらどちらも同じパン屋さん。行ってみたらちょっと変わっていました。
大抵こんな感じで列ができている人気のお店。邪魔にならないようさっと買ってサッと帰ります。
パン屋ではなくとっても小さいキオスクで販売中!!四角い小さなスペースにパンやお菓子が詰まっています。
可愛いフリルのエプロンで三代目のセニョーラが忙しそうに接客していました。「顔はうつしちゃだめよ」と隠れていますが、18の頃からここでずっとパンを売っている看板お姉さんです。
横からのぞき見。マドレーヌやマフィン、焼き菓子もたくさんあって美味しそう♪
中に入りきらないのか、後ろに小麦粉の袋が積んでありました。
お姉さんがテキパキしているので意外とすぐ順番がきますが、後ろを見るとまた長い列ができていました。
今日はたくさん購入♪♪窯の絵がかかれた袋がステキ
というわけで今日の収穫♪
左の丸いのはパン・デ・マイス(コーンフラワーのパン)0.8€、右はパン・デ・ヌエセス(クルミ入りパン)0.7€。どちらもずっしり重量感があります。
かなりズッシリ。量ってみたらコーンは約280g クルミバゲットは230gありました。それでこの価格はさすがグラナダ。
コーンフラワーのパンは綺麗な黄色!!ひまわりの種が入っていて香ばしく、外側はざくざく、中はもちもちしています。
はじめて買ったのですがとうもろこしの香りが良くてそのままでパクパク半分食べてしまいました。
こちらはクルミ入りバゲット、けっこうクルミが入ってたんですが断面に写らず汗
生地はムチムチです。いつもスーパーで買って冷凍してあるパンがパサパサなのでその違いに驚き。。面倒でも毎日美味しいパンを買いに並ぶ友人の気持ちが今ならわかります。
密度高めのパン。モチモチなので日本人が好きなタイプ。
友人におすすめされて大好きになったラードを使った菓子パン(Torta de manteca de Chocolate トルタ・デ・マンテカ・デ・チョコラテ)。0.7€ お砂糖がたっぷりまぶしてあって、顔ぐらいのサイズで平べったい。
トルタは、パイとパンの間のような感じ。ザラメ感のあるチョコレートが挟んであって、もちっとサクっと両方楽しめる生地が美味しい。
割り方が下手でごめんなさい汗 でも味はバッチリ☆
健康を気にする人にはオリーブオイルのトルタもあるんですが、グっちゃんはやっぱりコクとサクサク感のあるラードが好きなんですよね♡コーヒーと一緒にすぐ完食しました。
今日初めて買ったEstrella(エストレージャ)というデニッシュのようなお菓子。13個入りで3.5€
デニッシュにしてはずっしり重いです。
持った感じは完全にスイートポテト。
中に何も入っていないのに不思議とズッシリ。
食べてみると生地にシロップがたっぷり染みていました。生地がふにゃふにゃになりそうですが、しっとりミルクレープのようなカスタードのような感じでこれは美味しい♪
新食感。外国のお菓子は新たな発見があって楽しい♪
こちらのパン屋さん、大好きなトルタやアーモンドクッキー(ガジェタ・デ・アルメンドラ)を時おり購入していましたが、今回は改めてハード系のパンの美味しさも実感。しかも0.7€前後と毎日購入できるお値段が良いですよね。
ちょっと表現が難しいんですが、ここのパン(特にハード系)がほんの少し鰹節に似たいぶした香りがするんです。パンについている白い灰?がいい匂いで薪で焼いてるからかなと思うのですが、以前グラナダのお菓子ダニエリートスのブログで職人さんが薪でないと美味しく出来ない、と話していたのを思い出しました。
今でも人口5千人ほどの小さなアルファカール村では30以上のパン工房があり毎日市内にパンを届けてくれています。こちらは特に人気ですが、市内中心部にあるので観光途中にも立ち寄りやすいですよ。ぜひ美味しいパンの味と薪の香りも楽しんでみてくださいね。
今日は遅い時間に行ったのでプレーンなバゲットや人気の塩パン(パン・サラディージャ)が売り切れだったので、次回は早い時間に買いに行こうと思います♪♪
営業時間 10時~15時 日曜・祝祭日はお休み ※本日現在の情報です。
場所はコチラ マリアナ・ピネダ広場(Plaza de Mariana Pineda)、以前ブログで紹介したチュロスの名店カフェフットボールからこの広場を挟んで向かいの角にあります。
各種チケット手配&アンダルシアの観光プランもあります♪♪
グラナダ観光エージェント→日本語情報センター
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