話題のひきだし | こんにちは!加藤早苗です。〜Ameba版〜

こんにちは!加藤早苗です。〜Ameba版〜

インターカルト日本語学校のHP内に掲載しているブログです。
日本語、日本語教師、日本語教育とその周辺について、日々綴ります。

最近、人と喋るのが仕事です。
今日は、お昼ごはんを食べる時間がありませんでした。


喋るタイプにはいくつかあって、
ひたすら自分が喋りまくるタイプと、
相手の話を引き出しながら、それに合わせて喋るタイプ。


営業トークの場合には特に、自分は後者でありたいと思っていますが、
時としてエンジンが突然かかってブレーキが効かなくなることも。
そういう時は、おそらく相手はにこにこしていても辛いと思います。
反対の立場の時、自分がそうなので。


でも、この間、喋りまくられているのにきつくなく、
10時半から、気づいたらいきなり12時だったということがありました。


部下を連れて挨拶にいらした取引先の方。喋る喋る。


介護・看護と農業を、今後外国人に依存せずに日本人が担っていく方法、
中国とアメリカと日本の、勤務時間終了の瞬間のリアクションの違い、
間違えて渡した多額のチップを受け取ったバリ島のホテルのスタッフは・・・、
駅構内の1000円の床屋と街なかの理容室の時間当たりの料金の差、
  :

あと何だったか忘れてしまいましたが、出てくる出てくる。
どうして時間を忘れてしまったかといえば、
一言、話が面白かったからです。まるで落語か漫談を聞いているかのよう。


彼は営業マンです。かなりの大手企業。で、実はかなり上の管理職。
ガンガンと機関銃の弾を浴びせて落とすのではない、
北風と太陽の太陽方式だなと思いました。気づいたらコートを脱いでいる。
おそらく私たち、次に何かあったらそこを頼ると思います。(落とされた。)


普段、1発当てるために100発撃ってはいるけれど、
「北風と太陽」から学ぶ営業法を身につけたいと思います。
そのためには、なんといっても話題のひきだしの中身の豊かさ。
上述の彼、胸ポケットの中のネタ帳にびっしり書かれた文字が見えました。
(ああ、ネタ帳ももしかしたら演出。。?)

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(画像をクリックすると、キャラ弁の「北風と太陽」。)


小雪もちらついたという今日も、たくさんの人に会いました。
目指せ、無敵の営業woman。