こんにちは。ご訪問ありがとうございます。結城蜜柑です。
読書が好きなのにゲームのことをよく語っている我がブログ。
なんかね、
わたし、どうも一番大好きなものが何か分からなくなっていたんですよ。
読書は好き。ゲームもする。
だけど、わたし、
今までの人生で一番好きだった
「ドラゴンクエスト5」のフローラより好きだといえるもの、今あるのか?
と感じていて、
読書は好きだけど、ゲームも好きだけど、何が一番なのか……。
と悩んでいました。
「ドラゴンクエスト5」に関しては、SFC版からのファンで、
筋金入りのフローラ派だったんですが、
体調を崩して、リメイク版(PS2版)を遊べなかったんですよね。
大好きだった妻・フローラに会えなくなってとてもつまらなくなっていたのですが、
具合がよくなって遊べるようになったと思ったら、
フローラのことをなんとも思わなくなっていて……。
それから、一番がよく分からなくなって、
なんでもいい、
自分が一番好きだと胸を張って言えるものが欲しい!
と思っていました。
それが分からないと、
自分が何にお金と時間をかければいいのか分からないから。
もちろん、
無駄な労力を払いたくないということ以上に、
好きなものが分かっているという心地よい状態にもなりたいと感じていました。
そして、
その好きなものが何かが分かったきっかけが、
わたしとしてはとても面白かったので、
記事にしたいと思います。
迷走してたのはわたしだけではなく、
母もまたそうであった。
我々はそのために
「なんでこれを買った」というものにお金をかけました。反省しています。
しかし、これからはあなたたちは清く正しくお金と時間を自分たちの価値あるものにかけられるでしょう。
あなたたちはハイヤーセルフの導きに気付いたのです。
……と、妹の大好きなスピリチュアルのような語り口は置いておいて
(スピリチュアルにも一時期染まって、
わたしの本当に好きな分野でなかったけど、
勉強できたのはとてもよかったと前向きにとらえている
(無駄遣いも前向きにとらえるといいよという本をきのう読んだ))、
話を続けます。
母は、とある男性アイドル(?)グループに最近ハマっていた。
コンサートに行きたい。CDが欲しい……。
しかし、がんがんコンサートだのCDだのに
お金をかけていいものか……他にも欲しいものが……鞄が、財布が……(←母が他に好きなもの)。
そして、ついこの間、
わたしたちが「ここで好きな歌手のコンサートが開かれて欲しい会場ベストワン」の場所で、
その男性アイドル(?)グループがコンサートをやるという情報を得た。
母は思った。
行きたい……いやしかし……。
ためらう母。苦悩する心。行くべきか行かざるべきか、それが問題だ。
その葛藤する想いを聞いたわたしは、
ふと思いついて聞きました。
わたし「お母さんが前々から好きだったのは秋元順子で、
去年とおととしコンサートに行ったよね。
あのグループはここ二ヶ月くらいでファンになったわけだけど、
それで質問。
もし仮に、あの会場で秋元順子がコンサートを開くと、現時点で決定していたとしたら、行く?」
母(0.001秒の間もおかず)「行く」
それまで眼に力がなかったのに、
仮定の話でも秋元順子のコンサートが行きやすい会場で開かれるとなると、
眼にハイライトが入り、「行きたい」ではなく「行く」と言う母。
男性アイドル(?)グループのコンサートに行くことは
迷いに迷っても決められないのに、
秋元順子のコンサートには迷いなく行ける。
静まり返る室内。
なんだ、母が一番好きなのは秋元順子なんじゃないか!
なごやかになった茶の間で、
「そういえば、コンサートには二回とも、いつもしない化粧とおしゃれして、贈り物も持っていったよねー」
というわたし。
「そうだったね。
……それで思ったんだけど、みっかちゃんだったら、そういうふうにして誰に会いたいと思う?
みっかちゃんが積極的に化粧とおしゃれをして、贈り物まで持って会いにいきたい相手。
コンサートでも、作家のサイン会でも」
わたしは母とおなじで、
化粧やおしゃれに興味がない。
仕事でマナーだからと化粧するのが苦痛。休みの日は常にすっぴん。
長風呂の妹と父の気が知れないきょうこの頃。
そのわたしが
化粧とおしゃれをして、バリバリにキメ、
贈り物まで持って、会いにいきたい相手……?
えっと……。
山内惠介。
好きだけど、別にいいや。
リベラ(ボーイソプラノのグループ)。
まあ、行ってもいいけど……。
きれいな歌うたうし。
今野敏。
いや、結構です。
好きだけどね。
有栖川有栖。
行く。
……。
えーっと……わたし、有栖川有栖が、というか、有栖川有栖の作品がそんなに好きだったの!?
去年は有栖川先生の講演会に行ったんだよね。
あれは楽しかったなー。
まさか有栖川先生に会えるなんて!
(冷静に考えると、一方的にこちらが話を聞いただけなので、会ったわけではないと思うのだが)
講演がはじまる前に、お手洗いに行った母をロビーで待ってたら、
わたしたちが入ってきた出入り口から有栖川先生が入ってこられて、ものすごく動揺した。
う、うーん……。
有栖川先生の作品には、
もうずっと前、
二十代中盤くらいで出会ったのだが、
一番面白かった「英国庭園の謎」を残して本は処分していた。
本が多過ぎて部屋に置ききれなかったから。
そして、
4年くらい前に母におすすめの推理小説を聞かれたので有栖川先生を含む数名を紹介し、
母が買った「ロシア紅茶の謎」を久しぶりに読んだら、
作家アリスがあまりにも可愛らしく、大好きだと思ったので、
その時点で出ていた作家アリスシリーズの文庫本を全部購入していたのだった。
まさか……まさか有栖川先生だったとは……。
有栖川先生のサイン会か講演会なら、
北海道に行ってきます! ということだってありうるだろう(わたしは千葉県民)。
旅行なんて大嫌いだけど……。
サイン会ないしは講演会の間以外はホテルか旅館に引きこもっていればいいんだし……。
有栖川先生の本を読みながら……。
……と、こんなふうにして、
わたしと母は自分の一番好きなものに気付いたのでした。
そして早速とばかりに、
気が狂ったように秋元順子を聞きまくる母と、
本棚に有栖川先生の本をきれいに並べ直し、
持っていない本を図書室に借りに行くわたし。
そのうち買います。
嫌いなこと、興味のないことをしたとうえであってもしたいこと、
(わたしの場合、嫌いな化粧とおしゃれをしてまで
会いにいきたい相手が有栖川先生だった)
というふうに考えてみると、
自分の好きなものに気付けるのかもしれません。
さて、
そうなると今後、このブログで
有栖川先生の話をたくさんするのだろうか?
ちなみに、作家アリスが大好きだけど、
わたしは火村が大嫌いです。
学生アリスシリーズでは、江神さんが好きです。
あと、空閑純シリーズは未読です。
さて、それではこの辺で失礼します。
作家アリスシリーズで持っていない文庫はあと二冊。
母は秋元順子の新しいファンクラブがどんなものか気になるようです。
最後までご覧くださって、どうもありがとうございました。
結城蜜柑