東南アジアの小さな町にある補習校で働いている同僚達へ

 

担任が「今日で、補習校を辞めました」と、数人の同僚に連絡を入れました。

 

誰もが、「えーーーーーーー!!!、どうして!!!!」と驚きの声をあげ、絶句でした。

 

教務主任が言った言葉。

「どうして、どうして、こんなことになったのか。

私はあなたが辞めたことは、受け止められません。

あなたが、これほど悩んでいたことも知らずに、本当に申し訳ないです。

そして、助けてあげられなかった事、本当にごめんなさい。

私は、何も言わず、自分の中だけで解決し納得しているような人間です。

あなたのように行動を起こさない。だから、私は卑怯なのです。」

 

先生は、卑怯ではないと思います。何年も、常に生徒達に真摯に向き合って、苦しいことも耐えて、がんばっている姿を担任は尊敬しています。

 

新米お母さん先生の言葉。

「こんな、こんな・・・こんなことで、熱意のある先生が辞めるのはおかしいです。

間違っているのが事務局なのに、どうして先生が辞めなければならないのですか?

私の子供もそろそろ先生の学年になり、これから教えてもらえると期待していたのに。

先生、こんなことで辞めるのはやめてください。辞める人がいるならば、私が辞めます。

先生はどうか、補習校に残ってください。」

 

いいえ、担任はもう、帰れないです。帰るところもありません。

悪者になるのは、私だけでいいです。先生は、良い先生のままでいてください。

 

本音を言い合えた同僚の言葉。

「正直言えば、先生も事務局も自分の考えをはっきりと言うので、何度もぶつかったことでしょう。でも、言いたいことを我慢し続けていたら、もっとひどいことになっていたかも知れません。

先生の指導は、ピカいちなので、これからも生徒のためにどうか、指導を続けて欲しい。」

 

同僚達が言ってくれた同じ言葉。

「必ず、もう一度、一緒に働きたい」

 

ありがとう。

でも、補習校では、あの事務局があるかぎり、一緒に働けません。

 

ボランティアという立場で、いつも生徒の為だけを考えて、勉強を教え続けている、同僚たち。あなたたちに尊敬と、心からの「ありがとう」を言いたいです。