松竹大歌舞伎・巡業(2024/10/31~11/25)

 

2024年10月31日(木)~11/5まで全国20会場を回る「松竹大歌舞伎」。中村錦之助さん、隼人さんの親子共演が見られるということで、立川公演に行ってきました。

 

■演目

.一、「ご挨拶」 中村隼人さん

二、「『双蝶々曲輪日記』 引窓」
三、「新古演劇十種の内『身替座禅』」

 

■上演時間
ご挨拶                              10分
双蝶々曲輪日記 引窓             1時間15分
幕間                                      30分
新古演劇十種の内 身替座禅  55分

 

■初演

双蝶々曲輪日記           寛延2年(1749年)

新古演劇十種の内 身替座禅   明治43年(1910年) 

 ※狂言『花子(はなご)』を原作とした、松羽目物(まつばめもの)の作品。

  松葉目物:能舞台をまねて歌舞伎の舞台の正面に老松を描いた舞台装置のこと。

 

■個人の感想など(歌舞伎初心者の感想です)

会場: 市民会館なので、花道はどうするのだろう?と思っていたら、左手の扉から壁に沿って短い花道が作られていました。

観客: お着物を着こなした歌舞伎ファンと思われる方々、近所から来た?と思われる方々(自転車もいっぱい停まってました)、近くの席に小学生くらいの子供連れのファミリーもいました。子供たちも退屈することなく(スミマセン)、オペラグラスで熱心に見ていたようです。

 

一、「ご挨拶」 中村隼人さん

隼人さんは真ん中くらいの扉から客席を通ってハイタッチしながら登場。

「歌舞伎を初めて見に来た人?」の問いに何人か手を挙げていました。で、その人達に質問するのかな?と思ったら、今日は会場に高校時代の恩師がいらしているとのことで、先生への質問コーナーに。

「僕はどんな生徒でしたか?」の問いに、「よい子でした」と答えられていました。

答えてくださった先生へカレンダーをプレゼントされた後、「カレンダーが欲しいと思った方、ロビーで販売していますよ。」と宣伝も忘れない隼人さん。

高校時代は朝から授業に出て、途中で抜けて歌舞伎座に出演し、6時間目にまた授業に戻ることもあったそうです。

その後、演目の見どころをわかりやすく説明し、最後に写真タイムがありました。

 

■写真タイム(私のスマホではこれが限界でした。) ※SNS等掲載可とのことです。

 

この後10分で支度して登場するとのことで、間に合ったら拍手してくださいと言って退場。

 

二、「『双蝶々曲輪日記』 引窓」

女房のお早さんは市川笑三郎さんでしたが、ヤマトタケルでは「私が若かったら。。。」と言っていた倭姫を演じられていたのを思い出し、この世界では夫婦になれて良かったですね。と思ってしまいました。

そして、遅れることなく無事に隼人さんの与兵衛登場。

引窓を見るのは2回目で、前回は他の方が与兵衛を演じられていたのですが、その時よりも、与兵衛が町人に戻ったとたんに可愛らしい感じになったり、母への気遣いはもちろん、濡れ髪長五郎への優しい気遣いがより感じられたり、演じる人によって印象がこんなに変わるのかと、改めて感じました。

濡れ髪長五郎(錦之助さん)が座るときは必ず小さな椅子に座っていたので、錦之助さんはケガがまだ治っていないのかな?と気になったのですが、力士役なので体を大きく見せるための工夫なのかなとも思いました。

今回の引窓は、家族で互いを思いやる心情がすごく伝わってきて、名作として何度も上演される良さが少しわかった気がしました。

 

幕間(30分)

ロビーでは、隼人さんのカレンダー、トレーディングmini色紙、歌舞伎グッズや縁起物の出雲のどら焼きや豆などが販売されていました。

私は、隼人さんカレンダー(2600円)とmini色紙1枚(550円)、プログラム(1300円)を購入。

mini色紙は20種類あるそうで、青い紙袋に入っていて中は見れないので何が入っているかはわかりません。一部直筆サイン入りのものが入っているそうですが、私が買ったものは箔押しサインでした。mini色紙専用バインダーは売り切れで、3日目なのに?と思ったら販売員の方がネットではまだ買えると言われていました。

 

■プログラム(1300円)

 

三、「新古演劇十種の内『身替座禅』
これは、隼人さんファン必見の演目。ぜひ見ていただきたいので詳細は書きませんが、
まず、立っているだけで絵画のような美しさ。
そして品格と可愛らしさを兼ね備えた殿様を見事に演じられていて、太郎冠者(市川青虎さん)や玉ノ井(錦之助さん)との掛け合いも面白く、くすっと笑える場面もふんだんにあり、大富豪同心から隼人さんファンになった人にぜひ見ていただきたい演目だと思いました。
海外の方にもウケると思います。
 
 
「ご挨拶」~「引窓」~「身替座禅」とどの演目も素晴らしく、しかもお得なチケット代で、大満足の公演でした。いつか、歌舞伎座でも隼人さんの身替座禅を見てみたいなと思います。
 
 

 

■あらすじの紹介はこちら

二、「『双蝶々曲輪日記』 引窓」

双蝶々曲輪日記〜引窓 | 歌舞伎演目案内 - Kabuki Play Guide -

 

三、「新古演劇十種の内『身替座禅』」

身替座禅 | 歌舞伎演目案内 - Kabuki Play Guide -

 

 

 

■公演詳細はこちら

松竹大歌舞伎|巡業|歌舞伎美人

 

■チケット料金(全席指定) ※練馬文化センター料金
一等席 6,900円
二等席 5,900円
三等席 4,500円

 

■公演日程

2024年10月31日(木)   神奈川県 藤沢市民会館
2024年11月1日(金) 埼玉県 サンシティ越谷市民ホール 大ホール
2024年11月2日(土) 東京都 たましんRISURUホール(立川市市民会館)ホール
2024年11月3日(日) 新潟県 柏崎市文化会館アルフォーレ
2024年11月4日(月) 山形県 山形市民会館
2024年11月6日(水) 北海道 札幌市教育文化会館
2024年11月8日(金) 北海道 コーチャンフォー釧路文化ホール
2024年11月10日(日) 宮城県 東京エレクトロンホール宮城(宮城県民会館)
2024年11月11日(月) 秋田県 あきた芸術劇場ミルハス 大ホール
2024年11月14日(木) 愛知県 春日井市民会館
2024年11月15日(金) 岐阜県 岐阜市民会館
2024年11月16日(土) 愛知県 穂の国とよはし芸術劇場PLAT 主ホール
2024年11月17日(日) 大阪府 フェニーチェ堺
2024年11月19日(火) 徳島県 あわぎんホール(徳島県郷土文化会館)
2024年11月21日(木) 広島県 東広島芸術文化ホールくらら
2024年11月23日(土) 静岡県 静岡市清水文化会館(マリナート)
2024年11月24日(日) 東京都 練馬文化センター
2024年11月25日(月) 神奈川県 綾瀬市オーエンス文化会館