京都開運旅 (お寺編)① 【東寺】

5年ぶりの京都への旅。以前は桜の季節、紅葉の季節と年2回は訪れるほど大好きだった京都ですが、コロナ禍とインバウンドですっかり足が遠のいていました。

「京の冬の旅」で非公開文化財が特別公開されていることを知り、行ってみることにしました。

1日目はお寺、2日目は神社をメインに巡りました。

 

1日目:

京都駅 → 東寺 → 地蔵院(椿寺) → 仁和寺

2日目:

下賀茂神社 → 上賀茂神社 → 今宮神社 → 御金神社 → 平安神宮

 

京の冬の旅

第59回 京の冬の旅(2025年1月~3月開催)|【京都市公式】京都観光Navi

 

お寺編②、③はこちら

 

 

 

  東寺(教王護国寺)

京都を訪れたら必ず東寺に参拝して、帝釈天様に会いに行きます。

東寺へは京都駅から徒歩で行くことが出来ます。3月18日までは期間限定で五重塔の内部が特別公開されています。

■アクセス

京都駅から徒歩約15分

京都駅から市バス205系統「東寺道」下車、徒歩約5分

 

■拝観時間

午前8時〜午後5時(午後4時30分 受付終了)

 

■拝観料(大人)

東寺のみ            800円

東寺・観智院 共通券  1000円 

※観智院のみ 500円 (共通券の方がお得です)

 

■東寺ライトアップ (午後6時~午後9時30分 受付:午後9:00まで)

夜桜ライトアップ(金堂・講堂夜間特別拝観)
2025年3月15日(土)〜4月13日(日)

新緑ライトアップ(金堂・講堂夜間特別拝観)
2025年4月26日(土)〜5月6日(火)

公式ページ:

2025春期特別公開|特別展のお知らせ|東寺 – 世界遺産 真言宗総本山 教王護国寺

 

 

■御由緒

東寺は平安遷都とともに建立されて以来、約1200年もの間、京都の人々に厚い信仰を集めてきたお寺です。

平安遷都(794年)当時、京の都には西寺と東寺以外の仏教寺院を建てることが許さず、823年、嵯峨天皇が弘法大師・空海に東寺を授け、東寺は真言密教の中心的な道場として発展。このとき名前が「教王護国寺」に変更されました。

 

※西寺は残念ながら残っていません。

 跡地は現在の京都市南区唐橋西寺町だそうで、「西寺阯」碑があります。

 

■境内マップ

 

■小野道風ゆかりの柳

冬なので、写真では何の木だかわからないですが、新緑の季節はきれいだと思います。

歌舞伎の演目にもゆかりがあるとは、何度も来ているのに全く知りませんでした。

 

伝「小野道風ゆかりの柳」

歌舞伎 小野道風青龍硯

『柳ヶ池蛙飛の場』  の舞台より

 

 

■五重塔(国宝)

■御由緒

弘法大師空海が建てた五重塔。

落雷などで焼失し、現在は5代目(寛永21年、1644年再建)。

高さ約55m(日本一高い木造塔)

 

五重塔の内部は特別公開されていて、初層内部に入ることが出来ます。

特別公開期間: 2025年1月10日(金)~3月18日(火)。

 

お正月3ヶ日も内部に入ることが出来るそうです。

初層内部は極彩色の文様で彩られ、大日如来に見立てた心柱を囲んで金剛界四仏が安置されています。内部は撮影禁止です。

 

内部の配置図

 

■金堂(国宝)

薬師如来、日光菩薩、月光菩薩が鎮座されています。大きさに圧倒されます。

中に腰掛ける場所があるので、無心になって、ただお姿を拝見するだけで心が軽くなります。(少し埃っぽいのでマスク必須ですが)

 

■講堂(重要文化財)

21体の仏像が立体曼荼羅(まんだら)を形成しています。

 

梵天(国宝):

講堂に入ってすぐの場所に、拝観券と一緒にいただけるパンフレットの表紙にもなっている梵天像(国宝)が鎮座されています。

梵天様が乗っているのはずっとカモだと思っていたのですが、調べてみたら「ガチョウ」でした。

なぜガチョウ?と思ったら、古代インドではガチョウは「ハンサ」という神鳥とされていたそうです。

 

梵天像(東寺パンフレットより)

東寺_梵天像パンフレット

 

帝釈天(国宝):

講堂の一番奥に象に乗った帝釈天様がいらっしゃいました。

平安時代(839年)の作だそうですが、お顔は鎌倉時代に補修されているそうです。

梵天像、阿修羅像(興福寺/奈良)と並んで人気の高い帝釈天像ですが、私個人としては動物好きということもあり、象に乗った帝釈天様が一番好きです。

 

以前、東寺を訪れた時は雨でしたが、講堂の中で帝釈天様と梵天様を交互に見ているうちに時間が過ぎ、外に出てみたら雨が止んでいて、虹がかかっていたことがあります。

何かいいことあるよ、と言われている気がしました。

それ以降、京都に来たら必ず参拝しています。

 

立体曼荼羅|東寺 – 世界遺産 真言宗総本山 教王護国寺

 

何度も東寺に来ているのに、行ったことが無かった毘沙門堂、大師堂にも行ってみることにしました。

 

■贔屓

毘沙門堂、大師堂があるところに「贔屓(ひいき)」が鎮座されています。

贔屓は、中国の伝説上の生物「龍生九子(りゅうせいきゅうし)」の一つで、龍の子だそうです。

尊勝陀羅尼碑を背中に乗せています。「尊勝陀羅尼」は厄災を除く呪文だそうです。

(亀ではありません。贔屓です。)

 

万病ぬぐいの布で贔屓を擦り、自身の患部を擦ると、病気平癒のご利益があるそうです。

万病ぬぐいの布は、毘沙門堂と食堂でいただくことができます。

 

万病ぬぐいの布(300円)

万病ぬぐいの布

 

病気が治ったら、万病ぬぐいの布をこの棒に結ぶそうです。

 

 

  観智院

東寺にはもう何回も来ているのに、一度も行ったことが無かった観智院。

今回、初めて共通券(1000円)を買ったので、行ってみることに。

観智院は、北大門の外、洛陽高校前にあります。

 

観智院公式ページ:

東寺塔頭 観智院|境内のご案内|東寺 – 世界遺産 真言宗総本山 教王護国寺

 

■御由緒

鎌倉時代、後宇多法皇によって東寺の寺僧の住房が計画され、南北朝時代の

延文4年、1359年頃に杲宝が創建。

 

■御本尊

五大虚空蔵菩薩

 

観智院パンフレット

観智院パンフレット

 

 

受付を済ませて、靴を脱いで上がります。

受付前にはお土産コーナーがあります。

 

観智院の庭から見た五重塔。庭は撮影OKです。(室内は撮影禁止です)

 

■宮本武蔵筆の襖絵

床の間に宮本武蔵の襖絵があります。

なぜ宮本武蔵の絵があるのか、ガイドの方にお聞きしたところ、

吉岡一門との闘いが続いていたころに、武蔵は身を隠すため観智院に3年間滞在していたそうで、その時に書いたものとのことでした。

宮本武蔵好きの私にとっては、嬉しい出会いでした。

 

宮本武蔵筆「鷲の図」と「竹林の図」 (観智院パンフレットより)

観智院_宮本武蔵筆襖絵

 

五大虚空蔵菩薩像(唐時代)

伝・恵運招来。

 

五大虚空蔵菩薩(観智院パンフレットより)
観智院_五大虚空蔵菩薩

向かって右から

獅子、象、馬、孔雀、迦楼羅(かるら:インドの聖なる鳥で鳥の王)の上に座しています。

2羽の鳥はガチョウ?と思いましたが、カモでもガチョウでもなかったです。

象も帝釈天とはずいぶん印象が違う感じでした。

 

その他、茶室や鹿威しのある庭園もあり、見どころも多かったです。

何度も訪れていた京都。何度も参拝していた東寺にも新たな発見がありました。

今回の旅は、今まで知らなかった京都を体験する旅になりそうです。

 

次は、地蔵院(椿寺)に向かいます。

 

 

 

■東寺(観智院)から地蔵院(椿寺)へ

① 市バス特18  東寺正門前 - 四条大宮 (乗り換え)

      市バス26      四条大宮 ー 北野白梅町(下車) → 徒歩2分

② 市バス205  七条大宮・京都水族館前 → 北野白梅町(下車) → 徒歩2分

 

散歩も兼ねて、京都水族館近くの、

「七条大宮・京都水族館前」のバス停まで歩いて行くことにしました。

徒歩15分くらいです。

 

プラス情報

 

 

  梅小路公園

京都水族館のところに、梅小路公園があり、梅が咲いていました。

朝ご飯用に買ったおにぎりを食べないまま持っていたので、この公園で食べることに。

梅を見ながら食べたおにぎりは美味しかったです。

園内案内図

お散歩コースもあって、家族連れでにぎわっていました。芝生広場もあります。

 

古い市電が案内所になっていました。

 

梅小路公園 公式ページ:

梅小路公園| 京都市都市緑化協会

 

■アクセス

・JR嵯峨野線「梅小路京都西」駅下車すぐ
・「京都」駅(JR・地下鉄・近鉄)中央口より塩小路通を西へ徒歩約15分

 

住所;〒600-8835
     京都市下京区観喜寺町56-3