一幕見席で気軽に歌舞伎を見に行こう!

歌舞伎を一度見てみたいけど、敷居が高そう。と思っている方もいると思います。

そういう方にお勧めなのが、一幕見席(いちまくみせき)。

文字通り、1幕だけをお得に見ることが出来ます。

しかも指定席で前日12:00~ Web予約ができるようになっています。

歌舞伎は昼の部、夜の部それぞれ3部制なので、好きな演目だけ見ることが可能です。1幕30分くらいの演目もあるので、銀座でちょっと時間がある時など、1人でも気軽に見れます。

ただ4階なので舞台は少し遠いですが、一度見て気に入って、もっと近くで見てみたいと思ったら

近くのお席を買ってみればいいので、気軽に見るにはとてもおススメです。

4月なら人間国宝の仁左衛門さん、玉三郎さんの演目を1000円で見れます。

 

 

 4階 指定席(予約席:前日12:00~ Web受付)

 4階 自由席(当日10:00~  夜の部最終幕開幕の10分後まで)

 

  チケット購入方法

■4階指定席(一幕見席)  70席

 ・予約開始:  前日12:00~ 

 ・Webで指定席購入(クレジット決済のみ)  です。

 ・歌舞伎座前の立て看板のQRコードを読み取って購入もできます。

 ・一人4枚まで

 ・チケット購入確認メールが届くので、当日はQRコードを表示します。

  紙のチケットはありません。

 

※ Web、QRコードの詳しくはこちら

一幕見席について (shochiku.co.jp)

 

 

■4階自由席(一幕見席) 20席

  ・販売:当日10:00~  夜の部最終幕開幕の10分後まで

 ・現金のみ(窓口支払い)

 ・一人1枚まで

 

 

  歌舞伎座入場方法(指定席)

・歌舞伎座入り口の左横に一幕見席専用入り口があります。(看板があります)

・1幕目は演目開始の30分前から入場できます。

・入口すぐにエレベーターがあるので、エレベーターで4階に行きます。

・4階にバーコードスキャナーを持ったスタッフさんがいるので、QRコードをスキャンしてもらえばOKです。

(チケット購入確認メールの「チケットの再表示」をクリックするとQRコードが表示されます)

 

 

 

  イヤホンガイド

・4階窓口で借りられます。日本語:500円。(英語版:800円)

・3幕とも見る場合も、同じ機械をそのまま使えるので、500円で済んでお得です。(1階で借りると800円)

 

 

  筋書き&オペラグラス

・4階窓口で売っています。

・オペラグラスは3倍のものしかなく、貸出しはありません。

 (1階売店では8倍のものが売っています)

 3倍ならいらないと言っている外国人もいたので、8倍のものも置いてもいいのでは?と思いました。

 

 

  一幕見席からの見え方

 

4階なので舞台は遠いです。

花道は3分の1くらいしか見えません。

1列目は手すりが視界に入るので、女性の方は2列目の方がいいかもしれません。

座席は1階よりは狭いです。

前後の間隔は、3階の座席とはあまり変わらないと思います。

 

(写真は立った状態で撮っているので目線はもう少し低くなります。)

 

  幕見席の観客について

・私が行ったときは3分の1くらいが外国の方でした。(欧米系の方ばかりで、アジア系はいませんでした)

・日本人男性が思ったより多かったです。

・マナーが悪い人もいませんでした。(1階席の方が携帯鳴らす人が多いような。。。)

 

 

  服装について

・自由です。4階席は外国人観光客も多いので、気にしなくていいと思います。

 

・1階も、着物で行っても、おしゃれして行っても、カジュアルな服装でもなんでもよいと思います。

 私も1階に初めて行った時は、何を着ていけばいいのだろう、と悩みました。

 でも、着物を着たい人は着る、おしゃれしたい人はする、カジュアルな服で行きたい人は行く、 

 自分が好きな服で行けばよいと思います。

 個人的には、長い演目は2時間くらいとかになるので、座っていて楽な服が一番だと思います。

 自分では着ませんが、素敵な着物の方を見るのも好きです。

 

 

 

  3幕連続で見てもよい

・実は私、夜の部を3幕連続で見ました。

・最初、「神田祭」(人間国宝の仁左衛門さん、玉三郎さんの演目)を見てみたい、と思って夜の部の第2幕目のチケットを取ったのですが、その後、3幕目の「四季」のアクロバティックな踊りがすごいとのSNSを見て3幕目を予約、じゃあ1幕目も見よう、ということにして、3幕とも幕見でとりました。

 

・1つの演目が終わったら、客席は総入れ替えになるので、一度退場します。

・出口は左ですが、「次の演目も見る方は右へ」とスタッフの方の案内があるので、右の方に行って、再度次の演目のQRコードをスキャンします。

・次の演目の開場まで5分くらい通路で待って、入場します。

 

 

  その他いろいろ

 

・客席は総入れ替えになるので、幕間でお弁当を食べるのは難しいと思います。

 早めに入場して和菓子やパンを食べている人はいました。

・自動販売機はあるので飲み物は買えます。食べ物、お土産物などの販売はありません。

・通路に休憩できる椅子などはありません。

・お手洗いは4つ?くらいありました。

 

■四月大歌舞伎(一幕見席の金額)

【昼の部】

双蝶々曲輪日記<引窓> 1400円 73分
七福神               800円  18分

夏祭浪花鑑              1800円   120分
 

【夜の部】

於染久松色読販              1800円  60分
神田祭                       1000円  20分
四季                         1200円  48分

 

 

気軽に歌舞伎が見れる一幕見席。ぜひ一度体験してみてください。