冷たいことや凍ることを表わす、二水という部首『冫』の「凜」や「凌」の元の意味は何でしょうかね? | 日本語を楽しもう!!

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また、読みに来てくれたんですね…!




………………。





氷という字の部首
何でしょうか?





水という字に
点を打っただけですから
「水」
若しくは
「氺」(したみず・下水)
という部首になりますよね。





元は一緒ですから
「三水」(サンズイ)
と言ってもいいと思います。





確かに今殆どの辞典が
そうなっていますが
元は違っていたって知ってましたか?





……

暑い日があったり
鬱陶しい日が続いたりする
今日この頃ですから

話だけでも
涼しいものでいきましょう!

プププッ





………………。





違う説もあるらしいのですが…





普通
別体の文字…

異体字だと説明されている
」が
元の字ですね。





同じ字ですから
「こおり」と読みます。





この記事のタイトルに書きましたが

二水
「冫」は
冷たいことや凍ること
を表わすのです。





ですから
「冰」は
正に、凍った水を表わす訳です。





実は
氷は冰の省略形です。

省略形の方が
よく使われるようになった
ということなんですね。





………………。





タイトルに書いた
凜は
凜凜しい(リリシイ)とか厳しい
という意味で使うことが多いですが…





元は
冷たい氷に触れて
心身が引き締まるという意味です。





凜の旁(ツクリ)
稟が作物を収める倉のことで

一ヵ所に引き集めて収めることを意味します。





………………。





もう一つの
凌という字は…

普通、
凌ぐ(シノグ)とか越える
という意味で使います。





元は
氷の筋目を表わします。





凌の旁の
夌が力一杯丘(稜線)を越えることで…

筋肉の筋を
見せるぐらい力を込めて
頑張ることです。





つまり
凌は

筋肉の筋目を見せるぐらい頑張って
物事を乗り越えて(凌いで)いく
という意味になる訳です。












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