ようこそ！
『 日 本 語 を 楽 し も う !! 』 へ
また、読みに来てくれたんですね…！
………。
植物は
動物よりも
虐げられているのか？
こんなことを
書くと…
植物大好き
植物大ファン
植物を愛している
…という人から
大目玉を食うことに
なりますね。
………………。
現地
マダガスカルでは
不幸の前兆
不吉の象徴
悪魔の使い
として
かなり気味悪がられていて…
夜行性で
中指だけが異様に長く
名前も
現地の人が
この動物を見て
驚いて叫んだ声に由来する
といわれている…
“アイアイ”は
日本では
昭和37年に発表された
同題名の童謡
“アイアイ”が
ヒットした影響からか
今でも
とても愛らしく…
とにかく癒されて…
まるで縫いぐるみみたいな…
そんな
動物だと思っている人は
案外多いようです。
ﾌﾟﾌﾟﾌﾟｯ
………………。
植物には
“屁糞葛”
ﾍｸｿｶｽﾞﾗ
“貧乏草”
ﾋﾞﾝﾎﾞｳｸﾞｻ
“襤褸菊”
ﾎﾞﾛｷﾞｸ
“悪茄子”
ﾜﾙﾅｽﾋﾞ
…とか
なんのこっちゃと
云わんばかりの…
どうでもいいのか
と云わんばかりの…
名前があります。
！…
これらの
面白い名前の植物は
このブログで
いつかまた紹介しますが…
…！
今回は違います。
………………。
じっとしている植物は
防衛手段として
怖ろしいものを
身に纏う。
………………。
綺麗な花には
棘（刺）(ﾄｹﾞ)がある。
………………。
“ヘビノボラズ”
という植物があります。
蛇が嫌がって
登らないのです。
蛇が
この植物の存在を
知っているかどうかは
疑問なんですけどね…
ﾃﾍｯ
………………。
この植物は
メギ科の植物で
葉の生えてくる
枝の節目
若しくは
同じ位置なのですが
花の付く枝（花序）の
生えてくる節目に
4本ずつ棘があります。
この棘は
オーバーではなく
それこそ
爪楊枝を
茎から垂直に
突き立てたような
感じです。
蛇でなくても
強く握ってしまえば
深手を負います。
………………。
“蛇不登”
“蛇登らず”
と書きますが
中国では
“伏牛花”
と書くようです。
牛も嫌がるのでしょうか。
………………。
“瓢虫”は“天道虫”
“蝌蚪”は“御玉杓子”
そんな漢名・和名の話です。（クイズ）
の中に書いているのですが
“猿滑”(ｻﾙｽﾍﾞﾘ)（百日紅）
には
棘はないけど
猿が滑って
登れないのだとすれば…
“猿登れず”
なのかもしれません。
………………。
こんな棘では
鳥も留まれないということで
“トリトマラズ”
“鳥不止”
という植物もあります。
………………。
“ヘビノボラズ”は
ただ一種の植物名ですが
“トリトマラズ”は
別名であって
こう呼ばれる植物は
何種もあるようです。
………………。
メギ
アリドオシ
イヌツゲ
コウヨウザン
タラノキ
イボタノキ
ニシキギ
クロウメモドキ
ヘビノボラズ
ヒロハヘビノボラズ
マルバヘビノボラズ
などは
別称として
“トリトマラズ”
と呼ぶようです。
メギ科の植物は
棘を持つものが
多いようですが…
アカネ科の植物も
棘を持ち
“アリドオシ”には
蟻を貫くとか
蟻も避けて通るという
棘があります。
………………。
鳥を持ち出すのは
やはり
身近な動物ということで
身近な植物の危険を
示しているのでしょうか。
蛇を持ち出すのは
植物の棘の怖さを
判らせるためのものでしょうね。
………………。
“トリトマラズ”には
“コトリトマラズ”
という別称もあります。
更に
小さく可憐な小鳥でさえも
留まれないほど
鋭い棘があるということでしょうか。
さらに更に
“コトリスワラズ”
という
別名もあるようです。
………………。
植物の名前は
酷過ぎるというものから
なんて可愛らしいんだというものまで
色々ありますね。
また
紹介します。
野草の名前（春）
名前の由来と語源
高橋勝雄
野鳥の名前
名前の由来と語源
安部直哉
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