千葉県館山市の「沼のビャクシン」


15年前に春の院展に、10年前には院展に出品しました。どちらも、奨励賞を受賞すると言う、素晴らしい樹でした。写生は延べ1ヶ月。


現在は残念ながら樹勢に衰えが見られ、かなりの枝が切り払われて樹形がかなり変貌しています。




先代のセレナ、歴代一お気に入りの車でした。


車中で食べた菓子パンのクズに、写生をしているうちに蟻蛾がたかっていたみたいで、帰宅したら右前輪のタイヤボックスの内側に、何千と言う蟻がびっしりついていてビックリした記憶があります。


写真は一切使わない主義ですので、細部まで現場で写生します。



冬場の写生は、防寒対策が万全でないと、8時間9時間は描けません。


怪しい人ですよね。


まだ44才だから、若いなあ。院展特待になった頃ですね。 


この5年後にも写生に通いましたが、根本の土が広く入れ替えられていて、柵が張り巡らされていました。宿木が沢山出ているのが表情を豊かにしていましたが、樹勢を弱らせるとの判断か、全て切られていて、姿が変わっていましたね。