伊勢神宮内宮から車で小一時間、南に位置する伊雑宮(いぞうぐう)は、倭姫様が始めて伊勢の地に御杖代として心から安住の地と感じたところ。だそうです。御鏡が鎮まられる地を捜しあぐねての旅であったそうですから、ホントに良いところだったのでしょう。
今では、リゾート地となり、パルケエスパーニャ、が近くに出来、滅多に雪もない温暖の地です。
のんびりしていてトテモいいとこ。魚も上手い。
天照大神から、私だと思ってとのお言葉と共に渡された、御鏡は、そもそもスメラミコトとともに在る様にと言い渡されていました。
歴代の天皇様の皇居に必ず御鏡の安置場所があって、スメラミコトと同床共殿。が、原則。
ところが10代垂仁天皇時代、今で言えばクーデターのような、政変が起こり、御鏡の安全上、他へ御移しもうしあげなければならなくなった。そこで、内親王倭姫様に託して、御移し候補地を捜していただいていたのです。元伊勢という地名が天橋立に今もありますが、ここも、その候補地の一つでした。
永い遍歴の末、今の神宮の地をさだめて、御静まり頂いたのが現在の伊勢神宮。神話は現代に繋がっているんですねー。
この間の春の院展に描いたのはこのお方。巡回展は、こんどは広島です!
伊勢えびとアワビがすきだったのでしょうね。“姫、伊勢大好き!!!”というわけで、初代の伊勢の斎宮になりました。文書に残されている記録では100歳をはるかに越えるご年齢までおげんきだったとか、かのヤマトタケルノミコトのおば様にあたられます。架空の人じゃないんですよ、ヤマトタケルも。
だから、伊勢の地で先ず気にいった伊雑の宮には一番古い祭りや伝承があるんです。
今回の取材、お田植え祭りもこの一つ。
早乙女とふんどしすがたの男達。素敵な祭りでした。地元のかたがたは、毎年この日を大切に楽しみにされている様子でした。子供達も学校が休みになるようでした。のどかな、そして晴れ晴れとする祭事でした。