絵師 高橋天山ブログ

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日本画家が語る日本文化の素晴らしさ
菱田春草を語る

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3月27日(水)~4月8日(月)
日本橋三越 本店 本館7階特設ギャラリーにて

恒例の“春の院展”が開催されます


入場料:一般・大学生700円/
高校・中学生500円[小学生以下無料・税込]
午前10時~午後6時30分[午後7時閉場]
※最終日は午後5時まで[午後5時30分閉場]
主催: 日本美術院、読売新聞社

三越 M CARD、伊勢丹 アイ カード、エムアイ 友の会カード、三越伊勢丹ホールディングス 株主様ご優待カード、身体障害者手帳のご提示で、ご本人さま、ご同伴1名さままで無料でご入場いただけます。




天山作品は

【木花之佐久夜毘売(このはなのさくやびめ)】50号




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古事記に依れば、高千穂の峰に天降った天孫邇邇芸命(ににぎのみこと)は、二人の娘を差し出されます。
木花佐久夜毘売(このはなのさくやびめ)の繁栄、石長比売(いわながひめ)の長寿。
この姉妹の親神様である大山 津見神(おおやまつみのかみ)の深い親心を邇邇芸命は受け止めきれずに、
美貌の木花佐久夜毘売だけもらい、姉君は返してしまうのです。
以来御皇孫はその繁栄が約束されたものの、長寿は叶わなくなった、と、言うのです。
木花佐久夜毘売命の絵にも描けない?麗しさに参ってしまわれたのでしょうか!

  

  部分図  



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6階画廊で同時開催の同人小品展作品も同じ画題の6号

【木花之佐久夜毘売命】



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どうぞ、ご来場お待ちしております。









院展

茨城五浦展

平成25年3月8日(金)~4月7日(日) 3/11,18,25,4/1(月休)(27日間)

■会場
茨城県天心記念五浦美術館

■主催
茨城県天心記念五浦美術館、日本美術院

■入場料
一般600円(500円)、高校・大学生400円(300円)、 小・中学生200円(150円)()内は20名以上の団体料金、 満70歳以上は無料

第97回院展は梅林で名高い水戸近く五浦で開催されます。




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こちらは、正月岡山天満屋での院展を山陽新聞が特集した記事の一部です。

どうぞご高覧お願い致します。








重ねてのお知らせです


2月20日から26日まで、

福山天満屋6階美術画廊にて、個展を開催いたします。

みちのくに取材した、山水画、を始め、小品ですが、源氏物語十題を初発表。

等等、どうぞご高覧下さい。




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出品作品から





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新月春宵







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 水面の月







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 漁火の夕








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 新雪の鳥海山








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 雪解け









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明石







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 ののみや








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 夕顔






23日(土)、24日(日)、は、会場におります。









伊勢神宮  神宮美術館では、特別展
 【立】ー歌会始御題によせてー展
が開催されます。

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毎年恒例のこの展覧会には、天山作品も出陳されます。

【しぎ立つ秋】



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西行の名歌、
 

心なき身にもあはれは知られけり シギ立つ沢の秋の夕暮れ

から想を採った四曲屏風の大作です。

秋田県と山形県との県境に聳える鳥海山の山懐にある鶴間池という
神秘的な山湖での取材。紅葉ここに極まる夕暮れ、早くも満月がのぼり、スケッチしている私の僅かな動作に驚いてシギの人群れが い上がったのでした。

どうぞご高覧下さい。









2月20日から26日まで、

福山天満屋6階美術画廊にて、個展を開催いたします。

みちのくに取材した、山水画、を始め、小品ですが、源氏物語十題を初発表。

等等、どうぞご高覧下さい。




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図録より・・・・





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【春霞む御吉野】





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【東風






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【月の光】







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【シギ立つ秋】






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【初音】






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【末摘花】





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【蛍】





23日(土)、24日(日)、は、会場におります。






 

 新春のお慶びを申し上げます。

  今年もどうぞ宜しくお願い致します、平成癸巳。

  平成の御代も四半世紀、早くも、25年を迎えました。

  絵師天山、今年は年男。・・・・・還暦を迎えます。

  年齢など忘れて精進せねば、絵の道はこれから! ですから・・・

  若い者には及びもつかない熟練の技がいよいよ本格的に登場いたします!!

  今年は、伊勢神宮 式年遷宮年であります。

  この佳き年を記念して、秋には伊勢神宮 奉納記念個展を開催致します。

第62回伊勢神宮 式年遷宮を期に、【日本神代絵巻】、並びに 【式年遷宮絵巻】を対とした、20メートルを超える絵巻物2点を、伊勢神宮 に奉納させていただくべく、準備を始めたのがちょうど5年前のことでした、【常若】、(とこわか)、の心こそ、日本の心であり、今日本人が忘れかけている日本を取り戻す縁となれば・・・・との思いで、取り組んで参りました。

幸いに、神宮側も、私の拙い熱意をお認め下さって、奉納のお許しを頂き、目下本制作のために、下図、及び習作、を重ね、ようやく諸準備が整い、いよいよ新春早々より、取りかかることとなります。

昨年の院展に出品した【火之迦具土神】も、この為の習作でしたし、ここ数年の出品作品はすべて、この対なる奉納絵巻のための準備であったわけであります。

ついでに申し上げれば、天山という雅号を戴いたのも、実は、この事のためでありました。

凡そ、我が肇国は天照坐皇大御神が神勅を天孫瓊瓊杵尊に授け給うて、豊葦原の瑞穂の国に天降り給える時に存します。

天照坐皇大御神はこの神勅によって君臣の大義を定められ、我が国の祭祀と政治と教育の根本をお示しになられました。

我が国はこのような悠久深遠な肇国の事実に始まった神話 に基づく国であります。

伊勢の神宮は神話の時代より御創建あらせられ、ご神体として石凝姥命(いしこりどめのみこと) の鋳された八咫鏡(やたのかがみ)を御奉斎せらる日本の本宗であります。

神鏡奉斎の神勅によると、八咫鏡は天照坐皇大御神の御霊代(みつえしろ)として皇孫に授けられ、歴代天皇 はこれを受け継ぎ、斎き奉ることで、常に天照坐皇大御神と共にあらせられるという大御心であります。

これは即ち天照坐皇大御神は御鏡と共に今におわします、つまり過去も未来 も今に於いて一つになると言うことです。

これは将に、神宮の式年遷宮に見られる、常若の生命と言えるでしょう。

わが日本の歴史は永遠の今の展開であり、日本の歴史の根底にはいつも永遠の今が流れているのです。

私は日本画家として謹んで日本神代絵巻と伊勢神宮 式年遷宮絵巻を対巻として描くことで、御皇室の弥栄を請祈み奉ると共に、わが日本国民は天孫降臨によって神々と固く結びついた神裔であるということを、些かでも日本国民に呼び覚ますことが出来ることを切に願うものであります。

わがヒーロー菱田春草を語り継ぎながら、折々にこの奉納絵巻の進捗状況もお伝えして参りたいと思います。今年も又、どうぞ宜しく、お付き合いください。







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明けましておめでとうございます



本年も良い年でありますよう



御目出度い日の出の海景です


見事  


天晴れ!!


穏やかなる春の海




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さざなみが日の光に・・・・


イメージがどこまでも膨らんでゆきます







大晦日の富士山も良いものです


いまごろは沢山の雪をまとって


元日ほど晴れ晴れとしてはいなくても


なにかとてもステキ



ベストビュー


これを嫌う人はいませんね



この作品は春草の冨士への愛情がしみじみと伝わってきます


深いねー・・・・簡単に描いちゃっているけど


この品位はまず、出せませんよ


凡人には





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松飾終えましたか?


一夜飾りは良くないと


年神様をお迎えする慣わしが


廃れることはないでしょう


いつもは忘れている神棚に手を合わせ


少し掃除しなくちゃあね・・・



何気ない、さりげない、当たり前すぎて忘れてしまっているモノ


気が付けば自然はいつも我々を見守っているのですが


そのことをワスレがちに・・・



なんでもない景色が、


本当は尊い




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昨日につづく


月に雁


大らかでいくらか温かい


ほのぼのとした嬉しさが漂います


羽を精一杯伸ばした可愛らしさ


淡い群青の空が垣間見えて


のどかな空気感


じつに素晴らしい


掛け軸と言う、縦長の画面が生きている


床の間という日本文化を取り戻したくなります


額装では・・・・ツマラン



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