『霜降』の日本画ワークショップ。 | 日本画いろは 川村愛

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福岡在住の日本画家 川村 愛 の【 ことのは帳 】です。
絵のこと。日々のこと。綴ってまいります。

偶数月の第3火曜日は、リバレインB2Fの博多養生処にて日本画のワークショップを行っています。

日本の四季は、日本人の美意識の源です。
昔の人達は、季節の移り変わりの機微を24節気72候に表してきました。
日本画も同じように季節を、床の間や屏風、襖絵に表して、生活空間を彩ってきました。

10月17日、『霜降』と題して、晩秋から初冬にかけての風物を描きました。

今回ご用意した下絵は、

寒露・菊花開(きくのはなひらく)
霜降・楓蔦黄(もみじつたきばむ)
立冬・山茶始開(つばきはじめてひらく)
小雪・橘始黄(たちばなはじめてきばむ)

でしたが、
参加された3名とも選ばれたのは
楓蔦黄🍁
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たらしこみがすぐできるよう、絵の具はあらかじめたくさん溶いておきました。
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絵皿は蔦の葉の色の順に並べて…
それだけでもきれいです(o^^o)

朱と他の赤を比較して重さの違いを確かめると、朱の重さに驚きます!

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蔦の蔓葉、墨と金泥を混ぜて描きました。
今回、お手伝いは線の描き方のはじめだけ。
色むらになっても紅葉した感じがでるので、自由に描いていただきました。

最後に葉脈と落款を入れて出来上がり♪
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鮮やかな秋、落ち着いた秋…。

毎回思うのですが、同じモチーフでも色遣いに違いがでるのがおもしろいですよね!

『楽しかった〜』の感想が嬉しいです(o^^o)
ご参加の皆様ありがとうございました!


次回は、12月19日『冬至』です。
年末押し迫っていますが、ご参加お待ちしています(^-^)

🍁日本画ワークショップのご案内

日本画いろはワークショップ
【日本画で描く二十四節気 第5回 冬至】
時間 12月19日(火)11:00〜13:00
参加費 3,000円(材料費含む)
会場 博多養生処
     〒812-0027 福岡市博多区 下川端町3-1 
         博多リバレイン地下2階
お申し込み
        博多養生処 電話092-282-6001
 {5C0BE4B0-A463-40CB-A3A1-A552E73432AF}



 
 
*作品を展示中*
 〒810-0041 福岡市中央区大名1丁目2-9
                   大名セレブロビル2F 

     TEL 092 -401-3988 

     営業時間:11:00~20:00

     

 
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