偲ぶ。 | 日本画いろは川村愛

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画家の堀越千秋さんが10月31日に亡くなられました。けやき通りのギャラリーモリタで行われた偲ぶ会にはたくさんの方が集まっておられました。
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堀越さんは、スペイン在住の画家で、長年ANAの『翼の王国』の表紙を描かれていました。
私がなんとなく気に入って持ち帰った1冊の原画もそこにありました。

情熱的で自由で、力強いタッチの画風。

宮崎の神楽を描いたものもありました。
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ギャラリーに並んだ作品達をみて、ふと、これからこれ以上の新しい作品は生まれてこないんだと気がついた時にとてつもない寂しさがこみ上げてきました。

9月のAFAFの際には講演会があり、今月ギャラリーモリタで展覧会があるのを聞いていたので、訃報をニュースで知った時にはとても驚きました。
集まっておられたみなさんも一様に信じられないといった面持ちでした。

明朗快活な笑顔がとても印象的でした。

森田さんから
『川村さんの笑顔は堀越さんの笑顔のようだよ。』
と、とても光栄な言葉をかけていただきました。
人を楽しませ元気づける笑顔だったと…。

作品にはその人柄が溢れています。

11月5日から18日まで、福岡・けやき通りのギャラリーモリタで展示されています。どうぞ足を運んでください。



今年は作家の大先輩方の訃報がいくつも飛び込んできました。
日本画家の松尾敏夫先生や洋画家の桜井孝身先生、作家ではないけど大好きだった千代の富士の死去はまだ受け入れられません。
やはり、会える時に会っておく、声を聞ける時には聞いておくことがいかに大事かと。
もういなくなってはそれが絶対にできないのだから。