家庭でも出来る「 ツボケアー 」 | 野球大好き!日本橋鍼灸整骨院 院長のブログ

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こんにちは 院長の藤原ですニコニコ




今回は「 家庭でも出来るツボケアー 」を数回にわたって

紹介していきたいと思いますアップアップ


是非、皆さん参考にしてみて下さい!!



ツボの位置


人それぞれ体型やサイズが違う様に、人によって

少しずつ違っています。
ツボを示した人体模型や解剖学的部位(筋肉や骨)から

説明されるツボの位置は、あくまでツボを探す時の

一つの目安でしかありません。
僕も臨床上、ツボを探す時はおおよその位置に指を

持っていき、指の感覚によってツボを取っていきます。
これを聞くと「 ツボは熟練した専門家でないと上手く

取れないのでは・・・。 」 決してそうではありません。

これらの図や説明を参考にツボの周囲を探り
押した時の感覚や痛み・筋肉の張り具合やコリ感など、

指先で得られる様々な「 反応 」を感じ取る事が重要です。



経穴(ツボ)と経絡


ツボには阿是穴【あぜけつ】と言う概念があります。

阿是穴は、いわゆる正穴【せいけつ】と呼ばれる

経絡上に分布する真に定められたツボ以外の

反応点(=ツボ)を言います。

阿是は読んで字の如く『あっ!? それ!!』と言う意味の

中国語です。

鍼を刺したり、指で押した時に響く痛みを感じたり、

逆に気持ちが良かったりする部位で、数多くのツボの中でも

臨床的に重要かつ、効果的な刺激点として考えられています。

また阿是穴を西洋医学から見るとペインクリニックの領域では

トリガーポイント」であるとも推測されます。


触る・つまむ・押すといった動作がツボを探す基本となりますが、

大切なのは刺激を受けた人(患者)が、どのように感じているか、

そして、その感覚こそが治療効果を生むツボを見つける

指標となります。


比較的、自分でも探しやすく刺激しやすい「 ツボ 」を

紹介していきます。

多くは実際の治療にも使用することがあるツボですが、

鍼や灸を使わなくても指圧やマッサージ、温熱などの刺激を

与えることでも効果が得られる場合があります。


ツボは左右対称にあり、反応の強い方を中心に

刺激しても良いでしょう!!


※ ツボへの刺激によって鍼灸師が行う施術と同等の効果が

得られたり、本来、医療機関で医師による治療が

優先されるような疾患が全て改善される訳ではありません。

   痛みや辛い症状が続いている場合は自己判断せずに

必ず専門医の診察を受けましょう!!



Caution


① 過度の刺激は逆効果になる場合があります。

   ツボを刺激する際は心地良いと感じる強さで、

   1ヶ所を2~3分程度にとどめましょう!

   (先の固い物や鋭い物・強く叩くのは厳禁です!!)


② 患部が炎症・皮膚に湿疹・化膿している時などの

   温熱刺激は症状を悪化させることがあります。


③ 腹部の腫瘍や重度の胃・十二指腸・妊娠している時は

   腹部を圧迫する指圧刺激は禁忌です!!


④ 指圧・マッサージ後は実際に自分が思っている以上に

   体力を消耗し、身体が疲れていることがあります。

   入浴もいつもより少し軽めが良いでしょう!

   刺激後はゆっくりリラックスできることが理想です!!



ツボの探し方・測り方


ツボを探すときの『 ものさし 』は自分の指幅を使います。

通常、ツボの位置を示すときは「 寸 」・「 分 」という

単位が使われます。

しかし、尺貫法の単位ではなく骨度法・同身寸法と呼ばれる

ツボ治療専用の単位です。


指を当てる際の測り方は次のとおりです。


※ 指の太さなどにより多少の誤差はあります。



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          約1寸


親指の一番太い部分の幅=1寸




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           約2寸



指3本分

(人差し指・中指・薬指をゆるめに揃えた幅の一番太い部分)





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           約3寸


指4本分 

(人差し指・中指・薬指・小指をゆるめに揃えた

幅の一番太い部分)





ツボの押し方


① ツボを押す時は主に、親指の腹を使います。

   ツボの位置により、親指で押しにくい場合は人差し指や

   中指に腹を使います。


② 親指と人差し指の間を広げ、他の4本の指を揃えて

   親指の支えになるように身体をおくと、安定して力が

入りやすくなります。


③ 指圧する指の腹と身体の面は、

必ず垂直になることが基本です。

   (人の身体は様々な曲面があり、面の角度に上手く

指を合わせます。)


④ 目的のツボに対して、3秒ぐらいかけてゆっくりと

気持ちよいと感じるところまで押します。

その強さのまま、3秒ぐらい持続して、その後、徐々に

   力を抜きます。


⑤ 押す強さは3~5㎏ぐらいといわれています。

   但し、筋肉の凝り具合や症状、個人差もあります。

   押した時に心地いいと感じる強さが、

   その人に合った強さです。

   無理な圧力は逆効果になるので注意します。


⑥ 一つのツボに対して刺激する時間は2~3分程度とします。

   時間を空ければ一日2~3回は同じツボを刺激しても

   問題はありません。

   但し、疾患時・食事直後の(30分ぐらい)や

飲酒時は避けて下さい。



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右手親指で左手三里穴【てさんり】を刺激している例です。



  








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