阪神淡路大震災の記録その① | 復興支援あおぞらプロジェクトのブログ

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阪神淡路大震災から20年。この写真は地震から4日後の長田町周辺の写真です。これまで敢えて写真は出しませんでしたが20年の節目として出す事にいたしました。是非見てください。私は震災当日仕事で京都に入りホテルで地震に遭いました。実家もヒビが入り一旦母を連れて東京へ戻り、また直ぐに東京から2日間かけて福知山方面からひよどり越えで神戸に車で入りました。数十キロ手前からキナ臭い匂いがし一般車両と自衛隊の車、パトカーが混在し街に入ると真っ暗闇の中どこを走っているか全く分からずようやく友人の家にたどり着きました。2日間寝ておらず「疲れたでしょう、お休みください」と真ん中から亀裂が入り半分ずれた家の二階へ通されましたが頻繁に起こる余震が怖く窓を前開にし着の身着のまま毛布にくるまり夜通しのヘリコプターの音と共に朝の明けるのをじっと待っていました。明けて外に出るとご覧の通り、辺りは焼け野原でした。ここに〇〇が埋まっています、私は無事です連絡ください、と書かれた木板があちこちに、経験もしていないのに戦時中みたいだ・・・と思いました。