大会2日目が終わり個人成績は3位に終わりました。
優勝できなかった事はすごく残念ですが今回はなぜか悔しいとは思いませんでした。おそらく今までの積み重ねを全力で出し切っての敗北だったので清々しい気持ちになれたんだと。それと今まで全日本大学選手権には苦い思い出しかなかったので4年間の集大成としてちょっとは満足できる成績を残せたからですかね。




大学の成績は僕と84kg級で3位、96kg級で優勝し、合計28点の第5位と挽回しきれず優勝を逃してしまいました。




試合内容は一回戦青山学院大の金子乾太郎選手で力が強く腕を取って何度か動きを止めらましたが常に崩し、足を動かし片足タックルでポイントを重ねてテクニカルフォール勝ちしました。

二回戦山梨学院大ボルチン・アレッグ選手との試合は終始フェイントと崩しで相手にタックルを入らせないようにしていましたが前半で攻め手が足らず反則で1点取られてしまいました。後半は前半のフェイントと崩しで相手がバテ、攻め手が止まり相手のアクションタイムになったのですがラスト1分の時にタックルで2点取られてしまいスコア3-0に。そこからはそり投げや、がぶり返しで反撃に出たのですが、失敗し最終的に6-0で負けてしまいました。

しかしアレッグ選手が決勝に進出したため敗者復活戦に回れました。
敗者復活一回戦中京学院大の大石亮選手との試合は相手が小さく動きが速いため苦戦を強いられましたが残り二試合はともに強者なので早くケリを付けるために力尽くでポイントを重ねてテクニカルフォール勝ちをしにいきました。
敗者復活二回戦はインカレと全グレで戦った拓殖大学の園田新選手。共に敗北を喫しましたが今回は僕の得意のフリースタイルだったので自信を持って攻めのスタイルを通しました。最初に双指しからの片足タックルで2点。続いて右指しから後ろに引き込みタックルで押さえ込みフォール勝ちしました。
3位決定戦は96kg級インカレのグレコローマンチャンピオンの日本体育大米平安寛選手で、米平選手は徹底して腕取りで横面に引っ付いていましたが相手の投げの失敗でまず2点を取り、次にバックに回られたのですが相手のバック投げに上手くタイミングを合わせて体を入れ替えて押さえ込みフォール勝ちしました。



試合全体は足が動いてタックルも良く決まって中々良かったです。連戦で体力的にきつかったですがこの五試合を全力を出して乗り切れたのは自信になりました。後は攻撃力の低さを改善出来ればもっと強くなれると思えました。




学生の大会が終わり後悔が沢山残りましたがそれは自分で気持ちの整理をしてまたこれからの試合に向けて頑張りたいと思います!
応援ありがとうございました。