10月に入ったというのに、今日もまた33℃まで行ったみたいでマジ暑かった。

10月といえば、キンモクセイが咲き出す月だと思って、あの香りを待っているんだけど、キンモクセイどころか、今日なんか、クサ~~いクサい、銀杏の踏みつぶされたのを嗅いでしまった。ほんと銀杏ってなんであんな臭いんでしょうね?

 

 

 

 

 

ところで、電車の中とか、時間をつぶす方法の一つに、スマホでクイズとか解くってのがあるが、「アナグラム」ってお好き? 「こいつ騙せ」「セコい妻だ」が「松田聖子」だったり、読み仮名の順番を変えて別の語になったのを、元の語に戻す遊び。結構頭使ってボケ防止に良いかもしれないね。

それで、今日なかなか解けずに固まっていたのが、

「うんちだった」

う~~んう~~ん、とかなり考えてしまった。

 

電車の中の時間つぶしといえば、サラリーマンの友「夕刊フジ」が、2025年1月をもって、休刊することを発表した。事実上の廃刊だろう。しかも、電子媒体までも廃止するらしい。

行きの電車の中では日経新聞を読み、帰りの電車の中では夕刊フジか日刊ゲンダイを読んでいるのがオジサンたちの光景だった。もう、いまでは誰もがスマホばかり見ている。日刊ゲンダイの廃刊も時間の問題だろう。

 

新聞の時代が終わっている中、大手町のあの辺が気になる。もとは、産経新聞社の本社ビルが先にズドーンと建ちあがった。その背中合わせにある、9階建てくらいの古い読売新聞社ビルよりずっと高かった。読売の方が発行部数も断然多いのだから、「産経みたいな二流新聞が俺たちを見下ろすなんて」と、読売はさぞかし悔しい思いをしていただろう。そしてその読売新聞社ビル、予想通り、産経新聞社ビルより高い本社ビルを建てた、けど、いまとなっては両社とも、ビルの維持も大変になってきているんじゃないかなあ。もちろんテナントとしてスペースを貸し出す収益方法もあるが、東京駅や渋谷駅などの主要駅近辺にも、いまだ新しいビルが続々建てられている。あんなに建てて、埋まるのだろうか?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

石破政権が始動するらしい。早速、10月27日に衆議院選挙を行うことをぶちあげたが、自民単独の過半数獲得はないだろう。かといって、兵庫県の斉藤知事のことで党の人気が崩壊している維新もないだろうし、立憲なんてどうでもいい泡沫野党だし、入れたい党や人がいないなあ。

 

ハナから石破にがっかりしたのは、外務大臣にあの「岩屋毅」を起用する、と聞いたことだ。

い、い、いわや~~?

あの元防衛大臣だ。韓国海軍が日本の海上自衛隊の哨戒機に対し、レーダー照射をしておきながら、自国の落ち度を切り取って思い切り編集した動画を公開し、日本に敵対し、絶対に非を認めなかった事件があったときの防衛大臣。

 

 

Wikipediaにも出ているのだが、この男は、この問題を追及するより、「日韓関係の将来」を尊重し、追及を打ち切ってしまったのだ。ひどいものだ。国益を何だと思っているのか、というより、韓国の国益の方を尊重したと思われても仕方のない決断をしている。

 

だいぶ前に、この男の家族観を読んだ記憶がある。妻は薬剤師で、子供が3人いる。

この男は、長く落選していた時代があった。そんな中でも、妻は文句も言わず、薬剤師として家族を食わせる収入を得、家事をし、3人の育児をしてきた。この男があるとき帰宅したら、妻と3人の子供が疲れたように折り重なって眠っていたのを見て、

「俺は一体何をしているんだろう」

と、猛省したという。そこから奮起して国会議員に再選し、今日まで議員の地位を確保する原動力になったそうだ。妻にはいくら感謝してもし足りないと述べていたが、当たり前だろう。というか、この男にはもったいなすぎる妻のようだ。

 

しかし、こんな男に、外務大臣などという要職を? これまで防衛大臣以外の大臣職を務めた経験もないのに。

かと言って、上川陽子氏なら良いとも言えない。先だっての日本人児童殺害事件の時だって、

「遺憾である」

と発言した。い、い、いかんで済むか! 謝罪しろ、調査情報を100%開示せよ、くらい言って当然な話だ。いくら支那という国が謝罪も情報公開もしない国であるのがわかっていても、一国の大臣としてはっきり攻撃するべきだ。上川大臣も交代し、そしてもっとポンコツが外務大臣になっては、あの日本人児童殺害事件も、もう過去にふたをする形で終わってしまうだろう。

もうちょっと骨のある外務大臣は出てこないものだろうか。

そういえば大昔、ソ連に、グロムイコと言う28年間も外務大臣を務めた男がいたっけ。何を言っても否定ばかりで、「ミスター・ニェット」と呼ばれた男。これは極端な例だが、28年とは言わず、外務大臣なんてそう頻繁に変えるべきポジションではないと思う。

 

 

 

新総裁が選出後、初めての月曜日、株価はどどーんと下がり、イシバシ・ゲルさんの不人気ぶりが露呈されてしまったようです。

 

なので、こんなときこそ美しいネタで。

 

あるきっかけで、私は「今治タオル」にほれ込んでしまった。きっかけとは「献血のお土産」である。

ある時、いつもどおりに献血に行ったら、いつもとは違うご褒美をもらえた。白い今治産フェイスタオルだった。

今治といえばタオルの産地。安さを武器にするC国産と対抗するため、品質の高さで売っている。

献血でもらったそのタオルがあまりに使い心地よかったので、今治タオルのことを調べてみた。

わかったのは、「今治タオル」というのは、一か所で製造している物ではなく、地元の工業組合に登録している数多くの工場が生産したものをすべて「今治タオル」と称することができる、ということだが、1つ1つの工場の産品はすべて違っている。

 

今治タオルには、かならず、↓こんな●とシマシマのタグが付いているのだが、その裏に、4桁の企業番号が印字されている。

 

 

それで、期待しながらその4桁のタオル業者に電話をして、首都圏に販売店舗があるか聞いてみたのだが、「あいにくそのタオルは日本赤十字社とのOEMで製造されたもので、市販はしておりません」との返事。がくっ。

 

かくして、その企業の製品を買うのはあきらめたのだが、横浜は元町に、「今治浴巾」という、今治タオル製品を専門に扱う店舗があることを知った。

「よっきん、て何だろう?」と思ったら、店内にこんな説明が。

 

 

「タオルはその昔"浴巾”(よっきん)と呼ばれていました。そこに

日本最大のタオルの産地である”今治”の名を重ね、古き良きもの

づくりを現代に伝えたいという思いから生まれた『今治浴巾』

120年の歴史と伝統的な技術を盛り込んだ”今治タオル”ならではなお

肌触り、柔らかさ、そして吸水性の良さをお届けいたします。」

 

ですって。

 

は~~、タオルに和名があるとは。しかも「浴巾、よっきん」って、なんとも風雅なこと。

この年で初めて知った。しかし、きれいな日本語。