さすがに「ウメ」「トラ」「タケ」なんてカタカナ２文字の名前の世代は消滅したようだが、この「ゑ」を見ると、あ～シワシワネーム、と思う。97歳、か。これでも昭和生まれだ。こういうシワシワネームの人からみたら、今時のキラキラネームの子たちって、同じ日本人には見えないだろう。

先日まちがったことをコメントに書いてしまった。

「大正生まれの男性はすでに全員死亡」と書いたけど「明治生まれは」の間違いだった。大正生まれの男性ならまだ１万人くらいご存命らしい。

敬老の日の前日に放送されたNHK「クローズアップ現代」によると、「明治」生まれの女性は４人存命らしい。国内最高齢は元女医さんで、まだかろうじて会話ができていた。この世代で、医者というキャリアを目指したのは、きっと資産もあった家柄だったのだろう。

You tubeを見ると、長寿の親を持つ子世代、いやぁ、「子」なんて言っても50代～70代の、老人に片足を突っ込んでいる世代だが、

「親が長生きすぎて、こっちの身が持たない。早く●んでくれないか、毎日祈っている」

という本音が散見される。親が100歳なら、子、なんて言っても70歳前後だろう。子も、そろそろ自分の終の棲家を探し出す年齢だ。

最近、JICAが勝手に「ホームタウン計画」とか言って、アフリカの４か国と、日本の４都市を「ホームタウン」に指定した、というプロジェクトが炎上した。外務省は「ビザ発給はない」と必死に否定したみたいだが、アフリカから来日した人たちなら、一旦日本の良さに味をしめたら「住みたい」と思うのは自然だろう。聞いたところによると、最近では、アジア各国からも、介護系や建築作業などの肉体労働に呼んでもなかなか来てくれる人がいなくなったので、政府は、アフリカに目を向けた、とかいうことらしい。あくまで噂だけど。

外務省というか日本人のお人よしなところの一つは、ひとたび外国人を呼んだら、期限が来れば自然に帰国してくれる、と思い込んでいるところだ。オーバーステイを母国に返すのに、どれほどの手間と税金がかかることか、わかっているのだろうか。

「シワシワと「アフリカホームタウン」