以前は福島県の中でも一番ローカル色の濃かった只見線が、今では大人気の路線になりました。昨年12月に雪景色を見たくて乗車した時の只見線をご紹介します。
昨年、10月1日に全線再開して以降、只見線は人気路線になりました。起点の会津若松駅もかなりの人出でした。
会津若松を出発するとしばらく市街地が続きますが、阿賀川を越えると静かな田園地帯に変わります。写真の会津高田駅は山田洋次監督「男はつらいよ(36作目) 柴又より愛をこめて」でも寅さんが初夢を見る場面で出て来ます。建て替えられて当時の建物ではありませんが。
会津坂下駅です。只見線の駅は大半が無人駅ですが、会津坂下は数少ない友人駅のひとつです。ホームにも雪が積もっていました。会津坂下町は演歌歌手であった故・春日八郎氏の故郷でもあります。
同じく会津坂下駅です。地域の中核駅らしい雰囲気がありますね。
そして会津桧原駅です。雪の量が増えていますね。
只見線の車窓の醍醐味にひとつ只見川の美観が見えはじめました。静寂の中の美といった雰囲気です。
会津宮下駅です。だんだん雪深くなります。
只見川も寒くて震えているように見えます。
只見川の橋梁のひとつです。趣がありますね。
そして金山町の中心会津川口駅です。かつて路線の復旧前は会津川口駅から只見駅までの間で、代行バスが運行されていました。
会津川口駅のホームです。上下の列車がすれ違う箇所でもあり、停車時間は長いです。
只見川は川幅が広くなったり狭くなったりしながら、ゆったりと流れて行きます。
冬の只見川の風景は見飽きませんね。
会津塩沢駅です。河井継之助記念館の最寄り駅です。
ここまで来ると只見川も川幅を増しています。
只見線西側の中心只見駅です。
ここも停車時間がそれなりに長いので、数多くの人が電車を降ります。
只見駅の正面です。
小さいながら風格があります。
そしてとうとう終着駅に着きました。
新潟県域となる小出駅です。
長旅でした。ありがとうございました。
小出駅正面です。
上越線とも接続しており、
長岡や越後湯沢にも通じています。
またゆっくり旅がしたくなりました。