なかなか | 土の黙々日記

なかなか

 

今日は日曜日

 

日曜日でなくとも何もすることの無い俺は床屋に行ってきた

 

床屋では どこをどれくらい刈ってくれと言うのが面倒なのでいつも同じ理容師を指名する

 

そうすれば 「いつも通りでいいですか?」 「はい」 という短い会話で済む

 

床屋に入ったら偶然に同じ人を指名した女性が席につくところだった

 

女性ならばヘアーサロンとかいう所にいくのだろうし、変だなと思い

 

そこから妄想タイム開始

 

あの女性は俺のいつも指名する理容師の彼女でカットだけの目的で来た とか

 

床屋の方が美容室でカットするより安く済む とか

 

あの女性が本当のオーナーで従業員の腕を確かめる為に来た とか

 

1時間くらい待ったかな

 

腰のあたりまであった髪が肩くらいにまで短くなっていた

 

しかし

 

料金を払うカウンターに立つその女性は胸が全く無かった

 

ペッタンコ

 

そして良く見ると口ひげらしきもので唇と鼻の間が青くなっている

 

男性だったんですね

 

今の世の中 LGBT とか言って何やら複雑になっているからよく分からないけれど

 

きれいならば男でも女でも需要はあるからうらやましい

 

俺なんか達磨みたいな顔だから需要は無い

 

しかし男にしてはきれいだったな

 

そのうちに手術なんかしてあれも無くなっちゃうのかな?

 

とりあえずミュージシャンでは無かったのは確かだ

 

なにせ髪型が完全に女性のものだったのだ

 

他人の人生に口ははさまないが 幸せになって欲しいとは思った

 

多分 10代か20才前半だったろうな

 

なんて思っているうちに達磨の2mmの短髪はすぐに刈りあがった

 

待っている時間の方が長かった

 

あと20分早く終えていれば いつもの手打ちそば屋に行けたのに

 

惜しい事をした

 

しかし今 考えてみると

 

口元の青い ちょっと伸びたヒゲといいペッタンコの胸といい

 

女性ホルモンの注射は受けていないようだ

 

まだ初期の初期だったのだろうか

 

これから医者に「性同一性障害」と診断書をもらって女性ホルモンの投与を受けて、その後 女性になってしまうのかな

 

これが俺らの子供時代だったらどうなったんだろう

 

「おとこおんな」なんて言われてからかわれて不登校になって

 

下手をすると自殺したりしたんだろうな

 

そう考えると一部の人には生活はしやすい世の中になってはいるんだろうな

 

しかし この田舎では珍しい事だ

 

どうせすぐに都会に出て行ってしまうんだろうな