大量生産
久しぶりに日本刀のお話
「村正」といえば「妖刀:村正」などという言い伝えがあるが
戦国時代には大量に刀を用意する必要があった
しかし粗悪品の刀ですぐに折れてしまったり切れなかったりでは戦に負けてしまう
大量に用意しなければならない刀は高価であっても困る
その点 「村正」はそこそこ切れて安いし納期に合わせて大量に作ってくれる刀鍛冶だったそうだ
今でいう100均の包丁と言ったところだろうか
100均の包丁だって丁寧に研いでやれば鋭い切れ味をちょっとの間は保てる
戦国時代には刀に銘を入れないで作業量を少なくすることも珍しくは無かった
だから「村正」の銘の入った刀は少なかったと思われる
少ないから今は高価
「村正」といっても1人で作っていたわけではない
「村正流」の刀鍛冶集団といったところだ
大勢の刀鍛冶がいるから中には下手糞で刀を打たせてもらえない奴もいただろう
そういう人が余った玉鋼で包丁などを作り、現存している包丁:村正は2000万円もする
だから村正をそんなに高く評価するべきでは無いという人も多い
村正=大量生産品 という事でした