サニー1000 | 土の黙々日記

サニー1000


私が小さかった頃に日産?ダットサン?から1000ccの新型車が発表になった

あえて車の名前をつけず 新聞で車名を公募したのだ

車名が採用されればその1000ccの車がもらえる

その当時 終戦から20年ほどたって みんな食べる物や服・靴には困らなくなった頃のお話

父もその新型車が欲しくて50個ほどの名前を考えて葉書で応募していた

その後 その車の名前が決まった

「サニー1000」だ

1000cc4ドアセダン 最高速は時速100kmを越えるというもので

当時としては高性能だった

高速道路は東名高速と中央高速が開通していたので みんな車を買って高速道路で100km出すのが夢だったみたい

当然おやじの応募した名前は採用されなかった

しかし親父の頭の中には サニー1000で高速道路を飛ばす自分の姿が出来上がっていた

そこでおやじは母に何日も頼んで やっとローンでサニー1000を購入する事を許してもらえたのだ

昔はこんな風にインパクトのあるCMをうっていたのが日本企業なのです

今はどうだろう?

エコ=減税 とか

低燃費=維持費安い とかばかり

もうちょっと購入者の心に燃えるものを湧き上がらせるようなCMはうてないものだろうか

トヨタの初期のソアラまでは新しいメカニズムを売りにするCMが多かった

初代シビックなどはエンジンに100を越える特許満載というのが売りだった

その後どこのメーカーもメカニズムの事は言わなくなり外人や芸能人を使ったイメージCMばかりになった

こんなCMを見て 買うぞ~~~なんて心が燃える購買層はいるのかな?

なんとなく好感が持てるね程度で終わると思う

もっとわかりやすく論理的に説明した方がよいように思うのだが

こんな事を思っているのは俺だけだろうか?

イメージCMは責任を取らなくてよい

どういうイメージを持つかは人それぞれだし

でもねイメージCMにすると そのイメージを超えた想像力は購買層には生まれてこない


「名前をつけて車をもらおう!」

なんてわかりやすいんだろう

名前をつけずに新型車を発表したのはサニー1000以外に知らない


会社の規模が大きくなると冒険もしにくくなるんだろうな