アルバイト その5 | 土の黙々日記

アルバイト その5


その客が入って来たときに 何か変な臭いがした

他の客と同じように店の奥に歩いていったのだが

途中でペタリと座り込んでしまった

急病かと思い声をかけるが 返事はない

救急車を呼ぼうかどうしようか考えていると2~3人の男が見せに入ってきた

そして その座り込んでいる男を店の外に運び出して行った

後ろから「救急車呼ばなくて大丈夫ですか?」と声をかけたら

「こいつシャブ打ってラリってるだけだから気にしないでね」

そう言って俺の胸ポケットに何かをねじ込んだ

その人たちが居なくなってから胸ポケットをさぐると万札が2枚入っていた

誰にもしゃべるなよ という意味に受け取った

大学時代に色々な麻薬について学習はしたが 覚醒剤は習っていなかった

実によいものを見せてもらった

しかし この地域の深夜バイトはブログのネタに事欠かない

でも 住みたくは無いな