田植え始まる
この谷の下のほうには田んぼがある
高齢化からか耕されずにいる休耕田のようなものもあるけれど
その中の1つは、毎年田植えをしている
いつもの年なら5月にしろかきをしているのだが、今年は天候不順のせいか6月に入ってからしろかきを始めた
田に水が引かれると なんだか清々しい気分になる
夏になると この田んぼでカエルがなくんです
夜の散歩でこの田んぼに差し掛かると カエルの大群がゲコゲコいっているのだが
なんともなつかしい音だ
俺も農耕民族の血を引いているに違いない
この毎年田植えをする家の娘が 昔うちの塾に来ていた
高校生の時にボーイフレンドと一緒にいるのを見かけたが、その後まったく見ていない
高校を卒業して すぐに結婚でもしてしまったんだろうか
彼女は自分が農家の子供だということにコンプレックスを持っていたようだが
農業の大切さを説いても中学生の彼女には伝わらなかった
この田んぼ その彼女のお爺さんが耕しているんです
いくら農業の機械化が進んだとはいえ あと何年田植えができるんだろう
とれた米の行方には興味が無いが この田んぼの行く末は気になる
耕す人が居なくなって 住宅地に化けなければよいのだが