● 実例から用神を使う順番やその意味を探る
大阪の易者 武部泰莞です、こんにちは。
参院選に出馬されていた方の命式を見てみました。
命式の分析
己日子月生、用神としては日干の通根、丙、戊が欲しいところです。
原命式には未と戊、大運に巳がありますから、最も必要なのは丙です。
しかし、丙は大運の辛と干合(合去)するため利きが弱いです。
丙は印綬ですから、この人はこの人のことを良く知らない人からは戊の劫財と日干の通根だけで出馬しているように見えるでしょう。
つまり、ハッタリや勢い、または男気のようなもの(劫財、通根)で出馬することを決意しただけで、何ら勉強(印綬)はしていないように見えてしまいます。
Wikipediaを読むと、
とありましたから、決して無勉強なのに立たれたわけではないということは分かります。
ただ、それが見えてこない……それは丙が大運の辛と干合してしまうところに表れています。
つまり、ご自身の様々な学びは丙(印綬)なのですが、その星が原命式にないことから、人にご自身のそういう部分を見せることは中々積極的にされないでしょう。
そして、干合する星が大運でやってきているときですから、上記した通り丙の利きが悪くなってしまうので、十分に見せるには普通の何倍も努力をしなければいけなくなってしまいます。
信念をもって政治というものに挑戦しようとされたのなら、ある意味それだけ苦難が多くなる時期であると言えます。
四柱推命でアドバイスをするなら……
さて、用神として使わねばならないものは丙ですから、印綬、つまり学びであることは先に述べましたが、この星が天干に欲しいわけです。
天干というのは人から見えるとか、人に見せるという意味がありますから、やっぱり人に見せていくのが大切でしょうね。
ただし、X(旧Twitter)だけでいくら呟いたところで無駄です。
例えば、無所属で出るというのなら、ご自身が関心のあるテーマについての勉強会や講演会等に、党の如何を問わず参加し、視野を広げて学び、そうして発言されていくなんていうのは良いかもしれません。
今回は落選にはなりましたが、それでむしろ「この人あり」という認識はされたでしょうから、諦めずに真剣に取り組んで下されば、今度は可能性が出て来るのではないかなと思います。
そして、この丙の用神を使って当選されるのであれば、非常に頼りになる議員さんになられると思います。
今回、私はこの方には票を投じませんでしたが、25万2914票ですからね……今後どうされるのか、非常に関心があります。
運命学実践家・易者 武部泰莞
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