● 何度も読んでみる
大阪の易者 武部泰莞です、こんにちは。
やりたいことが多すぎて……かえってやれていない日々です 苦笑
四柱推命のテキスト、最後の見直しが面倒で。
まぁ、ゆっくりやっていきます。
これよりも『子平眞詮』の研究をもっとしたいんですよね。
加藤普品氏と武田考玄氏の翻訳書を読んできましたが、改めて自分で考えながら原文を訳していると、めちゃくちゃ面白いんですよ。
しかし、これもまた中々進まない 苦笑
例えば、土の考え方として、↓のようなものがあります。
「土者、陰陽老少、木火金水冲気所結也。」
めっちゃ前の方ですが、ハッとさせられるところです。
土というのは、〈中央に在る〉とか〈季節を繋ぐもの〉とよく説明されています。
なので、単純に〈春夏秋冬それぞれの後に土用として置かれている〉という程度の理解で終えてしまうのですが、全くそれとは違う視点が書かれています。
そこに、↓をプラスして考えると、より面白くなります。
「四時之運、相生而成、故木生火、火生土、土生金、金生水、水復生木、即相生之序、循環迭運、而時行不匱。然而有生又必有剋、生而不剋、則四時亦不成矣。剋者、所以節而止之、使之收斂、以為発洩之機、故曰“天地節而四時成”。」
土は木火金水の気がぶつかる(冲)ところに出来る、または在るものとされました。
そして、季節が次の季節へと移っていくには、相生の作用だけでなく、相剋の作用によって節を作ることも大切で、それこそが土だと。
こう考えると、
・春土用(立夏前)=木剋土、火生土、木生火
・夏土用(立秋前)=火生土、土生金、火剋金
・秋土用(立冬前)=土生金、土剋水、金生水
・冬土用(立春前)=木剋土、土剋水、水生木
のうち、冬土用を経て立春に至るとき、大きく動くと考えるのも何となく今までとは違う感覚で掴めそうです。
同様に、夏の土用も。
改めて読むと、目につかなかったところが気になり始めますね。
これだから原書は困る 苦笑
運命学実践家・易者 武部泰莞
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