● 阿部泰山全集について(←ご指摘をいただきました)
大阪の易者 武部泰莞です、こんにちは。
現在の泰山流の四柱推命を学んでいるわけですが、阿部泰山全集に書かれている内容は現在のものとは大きく異なるものです。
例えば、阿部泰山先生の用神は扶抑の視点を欠く、ある意味純粋に調候用神重視のものです。
また、財官印、つまりお金と名誉と先祖の徳があれば良いという考えが散見される等、先生本人の中で体系化がなされていないのではないかと思われるところもあります。
(※)
現在では、緒方泰州先生がそこへ扶抑法も入れて進化させた調候法と十干相互関係百態論を用いますから、正直なところ阿部泰山全集は現在から見れば理論として不十分なものです。
こんなことを書くと、「流派に属しているのに不敬だ!」みたいに言われる方がいますが、むしろ阿部泰山先生の理論のまま泰山流を維持し続けることの方が不敬でしょう。
阿部泰山先生が先駆者として四柱推命を広められたことに感謝しつつ、流派が有名無実なものとならぬよう、更なる進化発展を後進に託されたと考えて理論を磨いていくことは必要なことです。
そのために読んでみるというのは良いかもしれませんね。
何が残されて、何が削られていったのかを知るために。
さて、この阿部泰山全集、大阪であれば、府立図書館に全巻置いてあるので、借りられます。
また古書店でも探せば見かけますから、古い本ですが内容を確認するのは容易かなと思います。
興味のある方は手に取ってみると良いでしょう。
メルカリで阿部泰山全集が7万円前後で出ていたのを見つけたので、何となく。
(追記)
北斗柄先生より、私の認識が間違っていることをご指摘いただきました。
(特に、※の下線部)
阿部泰山先生の用神の視点についての言及したのですが、北斗柄先生が言われている17巻について詳しくは認識しておりませんでした。
浅学を恥じます。
それに、阿部泰山先生が扶抑用神を知らないはずがありませんから、この表現がそもそも間違っていました。
阿部泰山先生は調候用神を重要視されていたようですが、それは現在の泰山流の用神論とは異なる、という感じでしょうか。
泰山全集第6巻に、
「調候とは気候を整ふの意にして命学看法中最も必要欠くべからざるものなれども我邦推命学者にし之を知るものはありません。先年寒暖窮通論と題して私が始めて我国斯学界に発表致したものであります」
「調候用神は人命の根本義でありまして日干である我身と月令との作用に従ひ命式が寒なる時は火を要し、暖なる時は水を希求致します。之を称して気候を整う事で、一名調候用神と申します」
「看命上最大必要急を要すべき寒暖の状勢」
……等とありますから、この第6巻時点で最重要視されていたと読み取ることが出来ると思います。
その後、阿部泰山先生の理論の進化もあったでしょうから、第17巻時点では変わっているのかもしれません。
北斗柄先生の言われている第17巻も読んで、泰山流の理論の変遷を確認していきたいと思います。
https://ameblo.jp/nihilo/entry-12694777982.html
北斗柄先生、ご指摘ありがとうございました。
運命学実践家・易者 武部泰莞
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