● 易に表れる心の話(周易)
大阪の易者 武部泰莞です、こんにちは。
生徒さんの実占例です。
産休・育休を取ることになるため、会社に新しい人が入るかを見たというものです。
応募があって、社長の面接まで終えたときに、「この人が採用されるかどうか」で易を立てたところ、得たのが沢風大過の九五。
「これは難しいかな?」と思ったそうで、之卦の雷風恒も今までのメンバーでやっていくということかな?と読んだそうです。
それで、読みの質問をされました。
九五が動いたということは力のある人ですし、上六と比爻になっていることから、社長が気に入っている可能性もあるので、条件等を見直したりすれば、採用されるのではないかなと伝えました。
条件のことまでは経営者でなければ手出し出来ないところですから分からないと言われましたが、無事採用されたということです。
さて、実はもう一歩、心に踏み込んだことが出ているように思います。
「採用されるかどうか」というよりも、「これで産休・育休に安心して入れるか」ということが気になって占われたのだろうな、と。
本卦の沢風大過は「身重」を示していますし、之卦の雷風恒も包卦ですから妊娠・出産のことが出ています。
沢風大過は雷風恒よりも重荷である状態ですから、現状職場を離れることに少し気がかりなところがあるため、状況によっては少し無理をしようと考えているのかなと読めます。
ですが、之卦は安定感のある状態になるわけですから、無理をしようと思っていたけれど、無理をせずに済むように状況が進んでいくことを示していると考えることが出来ます。
これは、「この人が採用されるかどうか」を占ってそういう答えを得たわけですから、不採用と取るより、採用と取る方が自然な読みです。
また、ついでにもう一つ出ていることとして、沢風大過の九五と上六を入れ替えれば火風鼎になるので、これは新しいものを取り入れて状況を良くすることを意味しますから、採用と見ることも出来ますし、また新しいものを取り入れるということから、妊娠・出産の意味を見出だすことも出来ます。
こういったことを色々と考えて(他にも伏卦とか、生年月日とか)、採用になる可能性が高いと読みました。
さて、少しテーマにしたいことからずれてしまったので、ちょっと話を戻して、実は易もよく心のことが卦に表れることがあります。
「易は心を読むのが弱く、西洋のタロットの方が心を読むのは得意」なんて言われる方もいらっしゃるようですが、「弱いのは、あなたの頭か、(あなたが)易を読む力でしょう?」と。
易は直接心理状態を示すものではないかもしれませんが、得た卦には心の状態が投影されています。
真剣に取り組んでいけば、自然と分かるようになります。
ただし、易経を読んでいれば良いというものではないので、時間はかかります。
(易経も読まないといけませんし)
何でもそうですが、安易なやり方に流されてしまうと、そのレベルの腕にしかなりません。
やるなら、高いところを目指す方が面白いです。
運命学実践家・易者 武部泰莞
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