● 傾斜法初級の見方
大阪の易者 武部泰莞です、こんにちは。
昨日の講座では、最近失言をされた1937.7.14生(丁丑9、丁未9、壬寅7)の方を例にしていましたから、それを少し。
あくまでも私の読み方ですが。
まず、年月の表傾斜から、知性や精神がどう行動に表れるかを見ます。
同じ九紫火星ですから、中宮傾斜ともう一つ坎宮傾斜というのが出てきます。
中宮傾斜は五黄的性質があり、また本来の九紫の意味もあります。
坎宮傾斜は一白的性質で、年盤坎宮に五黄がありますから、その意味もよく出ます。
また、年支と月支が冲していますから、知性や精神と行動がちぐはぐになります。
つまり、この人は確かに強気に出る人ですが、どうも考えていることと実際に言葉にすることの間に距離があり、周囲から誤解を受けやすくなりますし、それが本人の悩みでもあるのでしょう。
次に、月日と年日の二つの裏傾斜はこの人の場合同じになるので、感情や欲求がどう精神や知性に影響を与え、またどのような行動に繋げるのかということを見ていきます。
ともに兌宮傾斜であり、暗剣殺を持ちますから、七赤的性質に凶を加えて考えていきます。
七赤は兌であり、乾の一爻欠けというのもよく使います。
また、年月の兌宮に二黒がありますから、その意味も押さえておきます。
つまり、この人は意外とサービス精神があってよく喋る人ですが、権威を持つとどうしても口舌の災いになり、善意からでも悪意からでもトラブルを起こしてしまいやすく、それをとりつくおうとすれば余計に収拾がつかなくなってしまい、ハマっていきやすいと言えます。
以上の表傾斜と裏傾斜から人物像を組み立ててみます。
小さな場で付き合えば、意外と優しくて人を楽しませようというサービス精神のある方です。
大きな場では、時に勢いがよすぎるために、言いたいことと実際に言ってることの間にギャップが生じてしまい、結果誤解を招いてしまうということが起こりやすく、一度失敗してしまうと手に負えない状態になりやすいと言えます。
もちろん、解説という特性上、これは本人を見て象意を読んでいるわけですが、大切なのはそういう象意を持つ星がちゃんと出ているということです。
生年月日が示すのは、その人物の全てではなく、その人物の運勢に著しく影響を与えることだけです。
ですから、一つの生年月日から人物像というのを何通りか考えられるように訓練していけば、読む力は上達します。
私は五通りぐらい考えるようにしています。
(これは、昔、四柱推命で緒方泰州先生から出された課題でありました……良き師を得られたと、いつも感じているところです)
さて、ここにさらに運勢を改善していく方法を示すことが出来ます。
この人にとって最も良い星は巽宮にありますから、年から順に読んでいきます。
つまり、特に大きな場では緊張感を持って、自分自身が権威を持っていることを自覚するとか、そういうことを心がけて、いかれることです。
実際、今回の全発言を見れば、マスコミの切り取りであり、この方が言わんとされていたこととかけ離れていることは明白であると思います。
(ただし、言葉や話の流れは、この場でするには下手くそすぎてダメでしょうが)
ですが、そこに切り取られやすい余計なことを言ってしまったために、責任が取れなくなってしまわれています。
どのような場なのかを読めなかったために切り取られ攻められるというのは何度か起きていますから、この方の運勢の癖だというのはお分かりいただけると思います。
その癖に気づいておくだけでも全く違ったでしょうし、またもし失言があったとしても、その後の対応の仕方を変えられたでしょう。
この方の例からも、自分の命を理解することの大切さというのがお分かりいただけると思います。
この記事で書いたのは、改善法は傾斜法ではないのでまだ先のところですが、その他の部分は傾斜法の初回で学んでいただくところです。
文面なので省略しているところは多いですが、ただこの技法も知らない方は多いでしょうから、研究されてみてください。
私はこのやり方を知って、研究してみて、使えるなと感じています。
ここに更にプラスしていく考え方も講座でお伝えしていますので、興味のある方は是非、受講を考えていただけたらなと思います。
運命学実践家・易者 武部泰莞
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