兌=悦ぶ(よろこぶ) | 運命学の研究

運命学の研究

大阪(新大阪、石切等)でプロの易者として活動している武部泰莞のブログです。
運命学について書いています。
(アメンバー限定記事は、生徒さんと卒業生のみに公開しています)

兌=悦ぶ(よろこぶ)


大阪の易者 武部泰莞です、こんにちは。

 

 

鑑定料金 / 占術講座 / ご予約・お申込み


易に八卦というものがあり、その一つに兌(だ)というものがあります。



これには悦ぶ(よろこぶ)という意味があるのですが、何故でしょう?



易経の説卦伝というのにそう書いてあるから(「帝は震に出で……」というところ)というのでは、理解は深まりません。



最初はそういうもんなんだ、という程度で良いのですが、何年もやっていたら、色々とこねくり回したくなるものです 笑




さて、この兌を考えるのに、乾という卦と並べて見てみましょう。



左が兌、右が乾です。


乾というのは全部陽からなる卦で、満ちていること、充実ということを示しています。


一方、兌というのは乾の一番上が陰に変わったものであり、そこから一爻欠け、不足ということを示しています。



この不足の兌が、どうして喜びなのか。


一番上の陰が満たされ、陽に変わっていくことで喜びを感じるからという人がいます。


なるほど、充実に変化する、その過程を経たからこそ悦びが得られるということですね。


たしかにそれも良いと思います。



ですが、あえてもう一つ。


不足している中でこそ、悦びを得られる、というのもあると思います。


何も完璧(全陽の乾)にならなくとも、欠けている、不足している中で得難い悦びを得るということもあると思います。


どことなく、日本人的な、無常観やワビサビというものに通じる考え方かもしれませんが。





以上、あまり意味のない話ですが、こんなことを考えるのも、たまには良いんじゃない?ということで。

 

 

 

運命学実践家・易者 武部泰莞

 


 

● 鑑定の御案内

対面鑑定、通信鑑定(電話、メール、Skype、Line)を承っております。

その他、詳細は以下の画像から。

 

● 占術教室の御案内

現在、イーチンタロット講座、手相講座、九星術講座(九星気学講座)、周易講座を開講しております。

詳細は、以下の画像から。

 

● Facebookページ