「完成」ではいけない占例(周易実践例) | 運命学の研究

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大阪(新大阪、石切等)でプロの易者として活動している武部泰莞のブログです。
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(アメンバー限定記事は、生徒さんと卒業生のみに公開しています)

● 「完成」ではいけない占例(周易実践例)


大阪の易者 武部泰莞です、こんにちは。

 

 

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周易は難しいと言われます……要は慣れだと思うんですが、どうしてそんな判断になるのかとイーチンタロットの生徒さんに聞かれることがたまにあります。

 

 

ほとんどは占的(何をどう占うのか)を絞り切れていないために、答えがぼやけてしまって分からないだけだと思うのですが、僕の占的の絞り方の特徴がよく出ている実例があったので、紹介してみます。

 

 

 

知り合いのお子さんの進学についての相談でした。

 

 

高校三年生で大学受験と言っても、まだまだ自分の将来をしっかりと見据えて大学を決める、なんて意識のない子も結構いると思います。

 

 

かく言う僕自身もそうでしたからね。

 

 

とりあえずやれと言われている受験勉強はしておいて、何となく大学で興味のあることをやってみようとは思っても、そこから先は漠然としているというのが、特に文系の学生には多いんじゃないかなと。

(自分語り?)

 

 

 

さて、お話ではいくつか志望校は出してきたものの、それぞれ学部が違うので、どれがお子さんには合うのかを見て欲しいということでした。

 

 

四柱推命でお子さんの性格的な特徴は見ましたが、大学選びとなると命術(生年月日の占い)よりも、卜術(易やタロット等、その時に出す占い)で見る方が、僕としては見やすいので、その理由も知りたかったので周易で占うことにしました。

 

 

その中の一校に水火既済の六二(二爻)が出て、「ここだけはやめておいた方が良い」という判断をしました。

 

 

 

本来、水火既済という卦は「完成」を意味しますから、受験で考えるなら「実力相応校であれば良い」と判断しやすい卦です。

 

 

もしかしたら、お子さん本人も自分の成績から、「別にここで良いかな?」と考えているのかもしれません。

 

 

また、二爻も「焦らずにやれば良い、上手くいく」という意味で取れます。

 

 

以上の理由から、この大学で良いと判断する占い師もいるでしょう。

(実際、僕の持っている本で、そう判断すると書いてあるものもありました)

 

 

 

しかし、僕は「ここだけはやめておいた方が良い」と判断しました。

 

 

何故か。

 

 

そもそも、大学に何を求めて行くのか、ということを考えているからです。

 

 

わざわざいくつか志望校を考えて、その中から選ぶのに、この卦では問題があるのです。

 

 

易経の言葉を見ると、この水火既済の卦に、「終りに止まれば乱る。其道窮まるなり。」とあります。

 

 

元々、何かしたくて大学に行くという子ではありません。

 

 

ということは、この大学(学部)だと、将来面白くなくなってしまって、自分を生かせる道が閉ざされてしまう恐れがあるということです。

 

 

二爻も見てみると、「逐うなかれ。七日にして得ん。」とあります。

 

 

つまり、この大学を今選ばなくても、必要なものは将来ちゃんと手に入るということを示しています。

 

 

 

言い換えると、この大学では何ら発展のチャンスはなく、むしろ本人が持っている良いものを活かす可能性まで閉ざしてしまう恐れまであるということです。

 

 

 

非常に納得されてお帰りになられました。

(後日、一番お薦めした大学に頑張って合格出来たとご報告いただきました)

 

 

 

この実例には、僕の占的の絞り方の特徴がよく出ていると思います。

 

 

また、周易の辞(ことば)を用いた判断をしましたが、最初から吉の卦・爻や凶の卦・爻が決まっていると考えるのではなく、その占的に沿って解釈をしていかなければいけないということが分かっていただけると思います。

 

 

 

 

運命学実践家・易者 武部泰莞

 


 

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