● 節分なので、ちょっと暦の話を


大阪の易者、武部泰莞です、こんにちは。

 

 

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今日は節分……ということで、不思議な話がいっぱい出回っているようです。



それはそれで、僕に分からないことは置いておきますが、明らかに間違いと言えるものがありました。




それは、


「季節のことは、太陰暦で見た方が合う。太陰暦は現在も、イスラム圏でも使われている」


というもの。



この間違いをされてる方はもしかしたら多いかもしれませんね。



実は、イスラムの太陰暦と、日本人が感覚的に言ってる太陰暦は別物なんです。




イスラムの暦は、本当に月(太陰)の運行だけで計算する太陰暦です。



しかし、純粋な太陰暦では日付と太陽の位置が無関係になってしまうために、季節のずれが生じてしまいます。



特に、農耕民族の住む地域や、四季のある地域では、そのずれは暦としては致命的な欠陥になってしまいます。



というのも、季節というのは太陽と地球の位置関係と密接に結び付いているものだからです。



この辺りは、小学校だか中学校の理科の勉強のことを思い出していただければと思います。



季節を知る手がかりとしては、太陰暦では間に合わないんですね。



そこで、所々に閏月を入れて季節を調節する暦が生まれました。



この季節の調整のために用いられてきたのが、二十四節気というものです。



これは地球から見て太陽の通る黄道を二十四等分したものです。



つまり、


立春(旧正月節)


雨水(旧正月中)


啓蟄(旧二月節)


春分(旧二月中)


清明(旧三月節)


穀雨(旧三月中)


立夏(旧四月節)


小満(旧四月中)


芒種(旧五月節)


夏至(旧五月中)


小暑(旧六月節)


大暑(旧六月中)


立秋(旧七月節)


処暑(旧七月中)


白露(旧八月節)


秋分(旧八月中)


寒露(旧九月節)


霜降(旧九月中)


立冬(旧十月節)


小雪(旧十月中)


大雪(旧十一月節)


冬至(旧十一月中)


小寒(旧十二月節)


大寒(旧十二月中)



()は、現在も旧暦の暦法として採用されている天保暦における月の置き方に用いるものです。



この二十四節気によって、暦の日付と季節を一致させることが出来るようになりました。



そして、このような暦はイスラムの太陰暦と分けて、太陰太陽暦と言います。




さて、ここでもう一度、最初の言葉を見直してみましょう。



「季節のことは、太陰暦で見た方が合う。太陰暦は現在も、イスラム圏でも使われている」



この言葉が、いかに勉強不足によるものなのか分かるでしょう。


僕自身も、イスラムの暦に通じているわけではありませんが、少し調べれば分かることです。




あぁ、また批判的な内容の記事を書いてしまった……苦笑

 

 

 

 

運命学実践家・易者 武部泰莞

 



                

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