● 白く飾る(易経 山火賁 上九)


大阪の易者、武部泰莞です、こんにちは。

 

 

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先日、生徒さんから、「易経の中で、(僕の)格言だと思う卦は何ですか?」という質問をされました。

 

 

卦というと中々意味する範囲が広いので、爻で答えてしまいましたが、それがタイトルの「白く飾る」です。

 

 

これは山火賁という卦の上爻(上九)の言葉です。

 

 

 

山火賁という卦は、山肌に夕日が当たって美しい色彩を放っている様を示す卦です。

 

 

ここから、飾るという意味を見出し、そう読む卦です。

 

 

上爻(上九)には、「白く飾る、災いはない(白賁なり、咎なし)」という言葉が書かれています。

 

 

その続きには、「白く飾る、災いはないとは、極まって山の志を得るからだ(白賁なり、咎なしとは、上、志を得るなり)」とあります。

 

 

山が夕日に彩られるのは美しいですが、そういった飾りばかりではその実体がなくなってしまいます。

 

 

しかし、飾りを極めれば、却ってその飾りはごくごくシンプルなものになり、より実体を際立たせるものになります。

 

 

 

譬えた方が分かりやすいかな?

 

 

山が夕日から最も遠ざかった時、言い換えれば日は完全に山に隠れて、その光のみ幽かに白く山の向こうから見えている時、山のかたちや稜線がくっきりと見えている様を想像してみて下さい。

 

 

それは、山そのものが持つ美しさや力強さ、怖さ等をダイレクトに私たちに伝えてきます。

(青空の下では、山そのものよりも、山と空の両方を感じてしまいますし、夕日の光では彩に目を奪われてしまいますから)

 

 

そしてここから、本来の姿を見せる、飾りのない自分自身で生きるという意味に繋がっていきます。

 

 

白く飾るというのは、こういうことです。

 

 

 

僕自身も、何かと飾りを多くしてしまうことがありますから、この言葉は常に心掛けたいなというところで、格言と言うか、座右の銘と言うか、そういうものにしています。

 


 

《あとがき》

本文とは関係ないので分けますが、実はこの山火賁はこれ以外の理由もあって、個人的に結構好きな卦です。

 

 

僕があごひげを生やしているのも、この卦の影響があったりします。

 

 

多分、易を知っていても、サラリーマンだったら生やしませんでしたが 笑

 

 

次は、そこのところを書いてみようかな?と思っております。

 

 

 

 

運命学実践家・易者 武部泰莞

 



                

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