基本こそ徹底的に | 運命学の研究

運命学の研究

大阪(新大阪、石切等)でプロの易者として活動している武部泰莞のブログです。
運命学について書いています。
(アメンバー限定記事は、生徒さんと卒業生のみに公開しています)

● 基本こそ徹底的に


手術後、初カレイドスコープ出演の泰莞です、こんにちは。

 

 

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二週間ぶりということで、自分自身、久しぶりの感覚です。





さて、手術後に書き始めた「推命論考」。



通変星の解説(比肩・劫財、食神・傷官、偏財・正財、偏官・正官、偏印・印綬)は、僕が実際に七、八年前に勉強した四柱推命に対して、批判し、正すことを目的として書いたものです。



というのも、そこで学んだ四柱推命では、鑑定すること自体が出来ないものだったからです。




だから、四柱推命で分からないことを何とかして補うべく、気学や手相など、他の占術を必死に勉強していたのを覚えています。




そういったことも無駄ではなかったと今では思いますが、でもそれ以上に先にやらねばならなかったのが、基本を徹底的に考えることでした。





実はね、前の先生にある人の命式の質問したら、こんなことを言われたんです。



「正官がついていて良いが、この星は五行で見たら日干を尅しているから良くない。だからこの人は運勢が悪い。」



……本当にね、四柱推命の分かっていない人から教えてもらってたんだなぁと 苦笑



正官というのは、日干を尅す五行で陰陽が日干と反対の星のことです。



「正官は良いが、日干を尅す星は悪い」というのは、四柱推命では絶対に同時には成り立たない話なのです。



当時の僕は、そんなことすら知らなかったのです。

(通変星は表から出すものだと思っていたので)




この通変星だけの話ではありませんが、こういう基本を徹底的に自分で考え直して、そしてある程度四柱推命の鑑定が分かるようになっていきました。



そうして、自分が説明しやすい星を探すようなものを鑑定とは言わないのだというのを、自分の四柱推命に対する態度にするようになりました。

(このへんは、ブログ記事「大切なことが分かっていない者が多い」もご覧になってみて下さい)





こういう経験があって、僕は四柱推命というものへの信頼というのをしっかりと持つようになりました。



そして今の泰州先生の下で学ばせていただいて、益々四柱推命を使いこなせるようになっています。





そう言えば、前の先生のお弟子さんには、僕が霊感で四柱推命をみているのだと思われていました。



全部理論を積み重ねて言ってることなんですけどね。



基本的なところが貧弱だと、分からないことは全て霊感であると思ってしまうんだなぁと、呆れると言うよりも、むしろ感心したのを覚えています。




何でもそうだと思うのですが、基本となる知識の枠を広げるというのは大切なことです。



積み重ねるのが楽になりますし、積めるものの質も量も向上します。



ですから、基本こそ徹底的に考える必要があります。



応用は、基本が出来ていたら、勝手に出来るのですから。



例えば、この実践例(アメンバー限定記事)も、基本が分かった上で応用して、死期というものを読んでいますし、また(書いてはいませんが)それがどのような理由なのかというのも推理出来るのです。


 

運命学実践家・易者 武部泰莞

 



                

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