「かたち」と「感じ」 | 運命学の研究

運命学の研究

大阪(新大阪、石切等)でプロの易者として活動している武部泰莞のブログです。
運命学について書いています。
(アメンバー限定記事は、生徒さんと卒業生のみに公開しています)

● 「かたち」と「感じ」

来年(2017年)の手帳は、ちょっとカッコイイ感じのものにしようと思って購入した泰莞です、こんにちは。

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今年(2016年)はスターウォーズの手帳にしていましたが、やっぱり手帳って仕事の予定を入れることの方が多いわけで、それならやっぱりカッコイイものをという結論です。

あんまり「これ!」って思えるものがなかったってのもありますが 笑



人相の見方の誤解


さて、本題。


「まさか、あの人がこんなことをするなんて思ってもみなかった」というような経験、ありませんか?


すごく紳士的で腰も低いのに、実際は腹黒い人だったなんてこと、よくあります。


最近も、僕の周辺(占い関係でないところ)でそんなことがありました。


そのとき、僕一人だけが「あの人は良くない」と最初から言っていたのですが、それはやはり「人相」を見ていたからです。




ところで、この「人相」というものを、「パーツのかたちの占い」と勘違いしている人が多いようです。


確かに、書店で簡単に手に入る人相占いの本には、眉のかたちがどうとか、唇のかたちがどうとか、そういったパーツのことが書かれているものが多いと思います。


例えば、以前紹介したパーソノロジーの本(Amazonへ)もそうです。

パーソノロジーの本1


この本は確かに面白い本なのですが、やはりパーツを見ることに重点が置かれています。


パーツを分類し分析することで、人の能力や才能といったものは見れたとしても、心の良い人なのか悪い人なのか、また感性が豊かなのか貧相なのか等、内面に入り込んでいくようなことは分かりません。


そのようなことを知るには、目黒玄竜子先生の一連の書籍(国会図書館近代ライブラリーへ)にも書かれているように、「力があるかないか」とか「どのような気が宿っているか」という感じを掴むことが非常に重要な要素なのです。


そこを見ることなく、パーツの判断しかいないから、「人相は当たらない」など言う者が多いのです。
(要は、この本全くオススメ出来ないってことです)


目は心の窓であり、運勢の窓である


以前、ガンの人の顔に出る気血色という記事を書いたのですが、割りと多くの方に読んでいただいているようです。


その記事は、色に焦点をあてて書いたものです。


ただし、これも顔全体を見て判断しないといけません。


というのも、単に色が出ているだけでは、言い方は悪いですが、死期は分からないのです。


目を見ないと。




人相の見方の一つに、顔の中に何かを見いだすというのがあります。


例えば、ドクロであったり、猿であったり、馬であったり、狐であったり、狸であったり、蛇であったり……。


猿顔とか馬面とかいう意味ではなく、あくまでも顔の中に見えるものです。


それで色情や狡猾さ、気力や体力なんかを見ていくのですが、このときも目を見ないといけません。


目を見忘れるというのも、結局は全体を見ない、パーツだけの判断をしているということですから。




ガンの相の話に戻りますが、自分自身や身内、友人知人を見渡せば、ガンは割りと身近な病気でもありますから、この「ガンの人の顔」という言葉で検索されていることが多いのだと思います。


また、先日、ある著名人の方がガンであるということを公表され、またインターネットを通して今現在のご自身の顔を公開されたので、そのときにはもっと検索されていました。


僕もその方の写真は見ましたが、確かに顔色が悪く、多くの人が心配するのも分かりました。


しかし、それでも目は強く輝いてらっしゃいました。


これがどういうことを意味するかは、わざわざ僕が言及しなくてもお分かりになると思います。




「感じ」を掴んでいく


パーツだけで見てしまうと、どうしても自分が見たいように見てしまうものです。


もちろん、パーツを覚えることは大切なことで、それがあって次の段階として全体を見て、パーツを組み上げて、その人の人格や運勢を見ていくことが出来るのです。


しかし、それに加えて、「感じ」というのが非常に大切です。


先ほど挙げた「目」が一番感じを掴みやすいところです。


生き生きとしているのか萎んでいるのか、キラキラとしているのかギラギラとしているのか等、色々な「感じ」を掴まなくてはいけません。


この感じは、目だけでなく、様々なところにも出ているものです。


例えば、物質欲の強い口というのがかたちとしてあるのですが、それが人のものでも奪おうとするのか、それともプレゼントを貰ったら物凄く喜んでくれるだけの人なのかはかたちだけでは分かりません。


それだけ幅があるのです。


感じを掴むことで、その幅を絞っていくことが出来、より確かなことを見ていけるようになるのです。





運命学実践家・易者 武部泰莞




                   
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