重陽の節句と易と暦の話 | 運命学の研究

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大阪(新大阪、石切等)でプロの易者として活動している武部泰莞のブログです。
運命学について書いています。
(アメンバー限定記事は、生徒さんと卒業生のみに公開しています)

● 重陽の節句と易と暦の話

昨日は重陽の節句だったので、そのネタで書こうと思ってたのに忘れていた泰莞です、こんにちは。

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九月九日を「重陽の節句」と言うんです。


これはあまり知られていないものかもしれませんが、日本で昔からされていた節句の一つです。


「九」に見られる易の思想

陽が重なる節句……これは易から出た考え方です。


Wikipediaの重陽の節句の解説に、陰陽思想では奇数は陽の数であり、陽数の極である9が重なる日であることから「重陽」と呼ばれる、とあるのですが、ここは実は間違ってはいないのですが、微妙に解説不足なところです。


実は、九を陽の極とするというのは易の思想から出たもので、これは易の本式の立て方(本筮法)を知らねば意味の分からないところです。


その詳しい立て方を説明するのは面倒ですし、つまらないでしょうから置いておくとして、本筮法で立てれば、「三十六」「三十二」「二十八」「二十四」という本数を得ることが出来ます。


これをそれぞれ四で割ると、「九」「八」「七」「六」という数になります。


奇数を陽、偶数を陰としますから、

「九」・・・老陽(陽を二つ重ねたもの)

「八」・・・少陰(陽の上に陰を重ねたもの)

「七」・・・少陽(陰の上に陽を重ねたもの)

「六」・・・老陰(陰を二つ重ねたもの)

という四つのかたち(四象)が出来ます。


四象というのは、太極(陰陽が混沌と混じり合って分離していない状態)を陰と陽に分け、その陰と陽の上に更に陰と陽を乗せたかたちです。
(だから、2x2=4通りある)


この四象ではまだ陰と陽のバランスに変化がないので、更にもう一つ陰と陽を上に乗せて八つのかたち(4x2=8通り)を作るということをしました。


これが易の八卦というものなのですが、話がややこしくなるので易の話はこのへんにしておきましょう。
(図を参考に)


易八卦



このように、考えていくと、九というのは陽を二つ重ねたものであり、これを陽の代表として取り扱うという考え方が出来ます。


重陽の節句を九月九日とするのは、この故です。



旧暦で旬を楽しむ

さて、この重陽の節句には、菊の花を愛でたり食べたりするという風習があったようですが、実はそれは旧暦を用いていた時代の話であり、今の時期は菊の旬の時期ではありません。


確かにハウス栽培のものなら一年中菊は見られますが、路地栽培されているもので考えれば、菊の旬はもう少し先の、十月頃にあたるようです。


そして、旧暦の九月九日に当たる日は、今年で言えば十月九日にあたるそうです。


やはり、このような季節と旧暦というのはよくマッチしているようです。


有名なもので例を挙げると、七夕のお祭りがあります。


これを新暦の七月七日にしてしまうと、まだ梅雨明け切っていないということもありますが、出来るだけ旧暦に合わせようと月遅れ(八月七日)にすれば、梅雨は完全に明けています。


天の川も見やすいでしょう。


これも、旧暦で考えた方が時期が合っているといえます。


忠臣蔵なんかもそうですよね。
(旧暦で考えないと、雪の話がおかしい)



ということで、僕は来月、菊を楽しもうかな?と思っています。


昨日は昨日で、こんなのを楽しみましたが↓



ひやおろし……まさに今の季節のお酒です 笑


重陽の節句は、お酒の節句でもあります(呑べえ的解釈では)


さて、来月はどんなお酒との出会いが?(* ̄∇ ̄*)





運命学実践家・易者 武部泰莞




                   
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