涙の理由 | 運命学の研究

運命学の研究

大阪(新大阪、石切等)でプロの易者として活動している武部泰莞のブログです。
運命学について書いています。
(アメンバー限定記事は、生徒さんと卒業生のみに公開しています)

今まで、鑑定をしていてお客さんが泣かれた(良い意味の涙です)ということはあったんですが、自分にはその感覚がよく分からなかったんです。
単に自分にそんな経験がないためだったんですが。
泣かしにかかろうと、そういう言葉を投げかけてくる占い師は見たことがありますが、見え透いていて、逆にイライラしたこともあります。




そんな僕でしたが、先日、カードリーディングを練習中という人にやってもらって、その感覚が分かりました。
すごい肯定感を与えてもらいました。

あぁ、これなんだな、と。

内側に入り込んでくる感覚と言ったら良いんでしょうか。

その人は、人を癒すってことに主眼を置いて勉強されているんで、だからなんだろな、と。
ご自身は、僕が泣いてしまって驚いてはりましたが 笑


カードリーディングもカウンセリングの一種だと思うんですが、その本質って、やっぱり愛なんですよ。
オウム返しとかっていうテクニックを言う人もいますが、それって愛が背景にあるわけではないですよね?
大事なテクニックなのかもしれませんが、テクニックだけで人は癒されません。
クライアントが言った言葉だけしか使わない、なんて、要は相手の心に向き合うだけの勇気もなけりゃ愛もないだけなんだろうなと。




オウム返しと言えば、こんな実話があります。

A氏のカウンセリングのテクニックの講習会に、B氏が自分の生徒達が行くということを知って、急遽参加。
(B氏もカウンセリングを教えることができるのですが)

会場で、A氏がB氏を被験者?に、カウンセリングを、開始。
どちらも一言も話さずに、20分で時間終了。

B氏曰く、「自分の生徒が変に感化されないように行った」


・・・なんだこれ?
どこにも愛なんてないんですよね。
あるのはプライドのぶつけ合いと、相手をやり込めてやろうという凶暴なエゴのみ。

そんなところで人の心に触れるようなことを仕事にしようという人が勉強してると思うと、非常に怖ろしいと感じるのは僕だけでしょうか?



A氏B氏ともに有名な先生様ですが、僕の心に触れてくれたカードリーダーの方が、よっぽど深い愛の持ち主だと思います。
ありきたりな言葉で申し訳ないんですが、すごいなぁ~と。
こんなお手本にしたいと感じるぐらい尊敬出来る方が近くにいるってのは、幸せなことですよね(´∀`)

そこまでできなくても、もっとお客さんの心に触れられるように、僕も愛のある鑑定が出来るようになりたいです。