「占いは信じません」
と言いながら、手相を見て欲しいという方がたまにいらっしゃいます。
男性に多いかな?
何でなんだろうと考えていたんですが、TVなどでよく取り上げられるというのが挙げられます。
でも、それよりも多分自分の持っているものを根拠にしているものは信じられるけれど、そうでないものは信じられないということなんだろうな、と。
占いは、大きく分けて三つに分類できます。
まず、生年月日から出す「命」の占い。
これは四柱推命や紫微斗数、西洋占星術にインド占星術、ついでに数秘術なんかも含まれます。
いかなる努力をしても絶対に変えることのできない誕生日を根拠に占うものです。
本人の核となる性格や、陥りやすい思考、運命の流れる方向を見たりします。
次に、手相、人相といった「相」の占い。
これは、内なるエネルギーが表に出て来ているという観点で、肉の厚みや刻まれた線を読んでいくものです。
時々変化することもありますが、それは現在のエネルギーの状態が変化しているためだと考えます。
最後に「卜」の占い。
これは、易やタロットといったものが代表的です。
三種類の中で、最も占い師の腕が問われる占いです。
というのも、その時に出たものと、問われたテーマとの間には意味のある繋がりがあると考え、その意味を読んでいかなければいけないからです。
いわゆるシンクロニシティ、意味のある偶然の一致、共時性というものを根拠にしています。
さて、どうして占いを信じないのか。
・・・って、占いは利用するもので、信じるとか信じないとかってもんではないと思うんですが、それは今はおいときましょう。
命の占いは、自分個人のものを見たことがない人が多く、これは占いに悪いイメージを持っているから信じないという人が多いんだと思います。
朝のニュースの12星座ランキングなんて全然当たりませんしね(苦笑)
こういう人は、命も相も卜も信じられないということ多いですね。
そもそも、運命なんてものを信じていらっしゃらない気がします。
卜の占いは、根拠となる共時性、これがピンとこないんだと思います。
共時性というのは、人間が世界を理解していく中で確立してきた因果関係の思考法とは相入れないものです。
因果関係なら、順を追って物事を捉えることができます。
しかし、共時性では順を追うことができません。
命や相の占いよりも、とことん非論理的なわけです。
この二つに比べ、相の占いは自分の持ち物を根拠にしているわけで、気になるというのもあるんだと思います。
また、手相の線なんて単なるシワやんけ!と言うことはあっても、人相は何となく信じている人も少なくないと思います。
というのも、誰でも他人の顔は見まくってますから。
信頼できそうだなとか、陰気だなとか、色っぽいなとか、何か顔で印象が決まったりするというのは誰しも経験があることです。
また、人相がガラッと変わるというのも見た経験は誰でも割とあると思います。
こういうことからも、相の占いは信じることができるという人が多いのでしょう。
ちなみに占い師としても、命の占いがどんなことであれ一番残酷に出てしまうので、相の占いぐらいなら変化しやすいので、気軽さはあります。