「ある人に手をかざしてもらうと開運できる」
「サイババに教えを受けた人がいて、気の使い方を教えてくれる」
「ゲイバーのママがすごい霊能者で、家のどこに何があるのかピタリと当てる」
「ある宗教の神様が私の行く道を阻んでいるので、全てが上手くいかない」
・・・・・・こういう胡散臭い話をよく耳にします。
この仕事をするようになって、色々な人を鑑定しているうちに、霊能者と占い師をごっちゃにしてる人が多いということに気づかされました。
先日、知り合いの方と話をしていたときにも、似たようなことを言われました。
「(武部君)霊感あるのよね?」
「ないです」
霊能者というのは、持って生まれた才能でしょう。
そのレベルなんかはかなりバラつきがあると思います。
占い師というのは、才能がなくても、きっちり勉強すれば、ある一定の水準には達することができます。
おそらくこれが霊能者と占い師の決定的な違いだと思います。
霊能者は畑違いなので分かりませんが、占い師は良い師・良い本に恵まれれば、自分の鑑定の能力は上がっていくと思います。
あんまり良い本はないので、良い師にめぐり合うことの方が、この業界、大切なことなのかもしれませんね。