バイヨンヌで15時発の電車に乗り【サンジャンピエドポー】へ。
カップルで歩きにいく人。
聖書を読んでいる人。
様々だ。
一時間くらい電車に揺られサンジャンに着。
どこにいけばいいのか。
巡礼者オフィスなるものがあるらしいのは知っていたのが勝手がわからないので3人で電車を降りる人の流
れに身を任せる。
途中、街の雑貨屋で水を買う。
そういえば水が安い。パリよりダントツに安い。これからビックリするのだが50セント以下で1.5リットル買えるようになってくる。タダでさえパリで水の安さにビックリ(コントレックス1.5リットルが80円程度)してたのにスペインに入ってからはどんどん物価が安くなっていった。あたりまえだけどEU内でもそれぞれのお国事情がありますからね。
巡礼者オフィスに着く。
中はガヤガヤと賑やかで混雑している。そしてなんだこのハエの多さは。
巡礼中はハエとの共存を余儀なくされて参ったのだがじきに慣れてしまった。
このころはまだまだハエのうるささに我慢ができなかった。
旅の目的や予定期間など簡単な質問に答え、太っちょのオジサンにクレデンシャル(スタンプを押してもらう台紙のような証明書のようなもの)を発行してもらいアルベルゲ(巡礼宿)のベッドを確保してもらう。
オフィスに飾ってある巡礼ルートマップ。右上の点がサンジャン。一番左が目的地のサンティアゴ・デ・コンポステーラ。
そして初めてのアルベルゲ。(公営)
これから先、公営と私営のアルベルゲが現れ選択を迫られる機会が間々あったが公営を選ぶことが多かった。私営はどうしても宿泊費が割高になってしまうので。州ごとに巡礼路や巡礼者に対するチカラの入れように違いがあってアルベルゲの状態にそういったものが反映されているといっても過言ではない。とにかくここ、サンジャンのアルベルゲはステキなほうだった。
アルベルゲで記念写真↑
僕らがベッドを確保してからずっとアルベルゲのリビングでは3人組のオバちゃんたちがなにやら話していて賑やかだった。シャワーの位置を聞くと唯一英語がわかるオバサンが教えてくれた。
とりあえずシャワーを浴びにいく。
まさかの水。
Ops!
巡礼の旅はキツイぜ。でもワクワクしてきた。