KLCでの治療が遅々として進まない中、
ある日、先生に、
「嚢腫のサイズが、以前よりも大きくなって
います」と告げられました。
たしかに、右の脇腹下の辺りを触ると、
皮膚の上からでも、何か硬いものが
お腹の中にあるな…とわかるくらいに
なっていました。
そこで、MRIの撮れる病院で検査をして
もらった結果、
嚢腫のサイズは6㎝になっていました
ちょっとー
それって鶏卵サイズじゃんっ
それって鶏卵サイズじゃんっ急に大きくなる場合には、悪性転化の可能性
もあるけど、それは手術してとって
みなければわからない、というような事を
言われて、パニックに





いきなり卵巣ガンの可能性を示唆されて、
ここでまたドーーンと奈落の底に
突き落とされたような気持ちでしたが、
落ち込んでいる時間など私にはないっ

採卵より先にこりゃ手術出来る病院を
探さなきゃーと、あれこれ調べました。
それで見つけたのが、卵巣嚢腫の腹腔鏡
手術で定評のある、都内の某大学病院でした。
手術予約は3ヶ月待ちでしたが、そこで
予約を入れました。
超低AMHの私としては、
下手な手術をされて、残り少ない卵子を
ゴッソリ持っていかれてしまっては、
益々不妊スパイラルから抜け出せない
それなら、技術のある先生のところで、
悪いところだけ綺麗にとってもらおう

と考えたわけです。
卵巣ガンの可能性を持ちながらも、手術日
まで粛々と採卵を続けました。
が、結果は空胞

ここまでどん詰まりだと、かえって手術が
良い気分転換になるかもー
とか考えちゃっていました。
大学病院の先生にも、
「嚢腫が卵巣の組織を圧迫しているから、
これを取ることで、卵巣機能が少しは
良くなるよ」と言われ、ほんまかいなーー
と思いながらも、少し期待している自分も
いました。
そして迎えた手術。
結果は、皮様嚢腫で悪性ではありません
でした

皮様嚢腫だと、何やらツルッととれるようで
(知的な表現ができずすみません
)、
)、余計な卵子を取られる事なく手術を終えて
安心しました。
退院の日、担当の先生から
「妊活もうまくいくといいね」と声を
かけられ、迂闊にも泣いてしまいました。
こんな温かい言葉、KLCではかけてもらった
事ないよーー

そして。
この手術が、私に1度きりの奇跡を
与えてくれたのです。