ちょこっとマニアックで専門的です




低血糖、低栄養、そして重金属、カンジダ
そういう条件がそろうと、ミトコンドリアでのエネルギー産生はかなり低下してる。
だから、糖新生が非常に難しくなる

そういう場合、糖質を過剰に抜いちゃうと、たいてい動けなくなったりメンタルが不安定になったりしやすい

そうなると、糖質制限を強くすすめるクリニックはいけなくなってドロップアウトする。
そもそも、主治医と討論する体力も、知識もないし、
でも、どんどん体調悪くなるし

うちは、そういうクライアントさんがきてくださることが多いのですが
ここまで来ると栄養療法だけじゃどうにもならない

漢方もいるし
お腹のマッサージもいるし
負担の少ない運動もいるし
体の調整もいるし

そして、カウンセリングにものすごく時間をかけなきゃいけない
この時も、お腹いっぱいにして、点滴やマッサージで筋緊張といて・・・・

必要に応じてスピリチュアル的なシチュエーションを整えることもある
ゆったりした状況で、ゆっくりおしゃべりする中で、やっと警戒心が薄れてくれる場合があるから。

世間話しながらそのなかにいろいろ質問やキーワードを挟み込んでいくこともあります。
(気がついてないクライアントさん、いると思う)



被暗示性のつよいクライアントは、糖質制限至上主義の強い呪いにかかっていて、
少量の糖質を取ることさえ怯える。
体中の筋肉ががちがちになって、痛みさえ自覚できないほど。

それを説得して、知識を入れても、体が覚えてしまった
糖質 = 悪 = 恐怖・自己否定 → 筋緊張、自律神経アンバランス
を抜くのは簡単じゃない。

知識で理解しても、小さなお団子サイズのおにぎりを持っただけで、体がこわばり、手汗がでて、飲み込めなくなるくらいトラウマになってる。

げんきなメタボのガタイのいい糖尿患者さんはスーパー糖質制限に耐えられることもできるし、
タンパク質や脂肪からどんどん等を新たに作ることもできる。
運動をして、筋肉を増やして、グリコーゲン貯蔵量も増やしていける


胎児期を含む、成長期前からの低栄養を抱えているようなクライアントには、糖質制限は時間をかけて教育して、慎重に行う必要がある
筋肉もない
低栄養や高炭水化物生活で脂肪肝になっていることも多い
胃腸機能も低下しているので、タンパク質を十分食べても消化吸収できていないため腸内環境は悪化してしまう


単純に高蛋白、低糖質だけではどうにもならない事が多い
主治医に言われたとおりにして、どんどん苦しくなるのはなぜだろう??
やっぱりワタシが悪いから??
思考もどんどん短絡的になっていく



診療していて、自分のところに残るのは、成功した患者だけだ
だから、「オレは治せる」なんて幻影に騙されたりしている
ましてや、短時間しか見れない保険診療波の外来では、患者を記憶にとどめるのさえ難しい



ちなみに
被暗示性が強いのは社会的にもかなり問題があって
PTSDもちだったり
ダメンズばかりと付き合ったり
事件に巻き込まれたりしやすい

発達障害の子どもたちがそうであるように、生理的な部分はかなり近いので、同じようなアプローチが必要


腸内環境はほぼ同じと考えて良さそう