1．はじめに

　昨日から、仏教学者として著名な鈴木大拙を特集した本を図書館で借りてきて、休憩の合間に読んでいます。鈴木が明治期から昭和にかけて西欧と東洋の思想を仏教という視座からその統合をはかろうと懸命に身を惜しんで研鑽していたことがわかりました。特に、鈴木は「無限」というものを自身の議論の根底に据えている点を知り、蛹がこれまで考えてきた「限定性」という考え方と符合すること著しく、先人の先見の明に驚くと同時に強く共鳴している次第です。

　さて本日は、ソーティの大ボスに対抗するためのナイト装備として脚光を集めてる上位BF「神威」で入手可能な「驕慢の耳」の取り方の例をご紹介しようと思い記事をしたためます。アイテムの情報に関しては以下のものとなります。

「驕慢の耳」

Alt Rare Ex
魔回避+6 魔防+4 片手棍スキル+5
Lv99～ All Jobs

　　　　　　　　　　　　　　（出典：「FF11用語辞典」様より）

2．「驕慢の耳」の取り方

①ジョブ

　赤魔道士でサポートジョブは忍者で行いました。

②武器等

　メイン武器にクロセアモースのタイプC。サブ武器にデイブレイクワンド。

③WS

　できるだけタゲをとらずに戦いたいのと安全に戦うためにサンギンブレードを使いました。

④難易度

　難易度「とてもやさしい」から実験を始め「むずかしい」まで行いましたが、「むずかしい」はAAEVは倒せたもののフェイスが持たずゾンビ戦法になりましたので、難易度「ふつう」を周回いたしました。

⑤戦略

　狙うはAAEVが落とす「驕慢の耳」だけなので、AAEVを撃破したら呪符デジョン等で脱出すると時間的な負担が減ってよかったです。ですので、最初にターゲットにするのはAAEVとなります。また他のAA達はサポ黒やサポ学で範囲寝かしや範囲石化を狙ったのですが効きませんでしたので、フェイスが存在できているうちにAAEVを倒すこととなります。純粋に火力勝負になるのですが物理WSでタゲを取ってしまうと、AAEVから頻繁に強烈なスタンを何度も受けることになるので、最終的にエン削り＋サンギンブレード戦術で極力タゲを取らない作戦に落ち着きました。

　呼ぶフェイスはヴァレンラールさん、盾フェイス、モンブロー医師などの白フェイス２人、そして今の時期だからこそよぶことができるコーネリアさん。コーネリアさんを除く全フェイスにプロテス5、シェル5、ファランクス2をまきます。これで開始時の事故のリスクを減らします。念のため白フェイスにはリフレシュ3もかけておきます。またヴァレンラールさんにはリジェネ効果量を装備でアップさせたリジェネ2を入れ、耐えられる時間を1秒でも長く保つように工夫いたしました。

　AAEVをターゲットにして抜刀してから、ディスペルの詠唱で戦闘開始です。このディスペルはAAEVにシェルがかかっていることがあるからです。エンダメージのカットがなくでるまでディスペルをいれるといいでしょう。あとは、ヴァレンラールさんが何度も瀕死になりかけるので赤魔道士もケアル補助をしながらAAEVをひたすら削ります。トレジャーハンター効果アップ装備をお持ちであればトレハンも入れておくといいかもしれません。

　AAEVは途中、女神の祝福で全回復しかつインビンシブルも使ってきます。エンダメージで削るもう一つの理由がこのインビンシブル効果時間内でもダメージを与えることができるからという事です。

　終盤はAAEVからタゲをとってしまうこともありますが、上手く撃破できれば作戦成功です。以上のプロセスを「驕慢の耳」がでるまで繰り返すというのが蛹がとった戦略です。

⑥赤ソロで神威「ふつう」はクリアできるのか？

　蛹の赤でもクリアできましたので、神威のご経験と装備がある程度しっかりしている方ならクリアできるような体感でした。

3．最後に

　上位BF「神威」は「とてもむずかしい」を以前LSの有志で挑んだところ返り討ちにあいました。そのため「驕慢の耳」を取ることはLSのメンバー様に協力してもらわないと難しいという先入観が長らくありました。ですが、上位「神威」は「とてもやさしい」でも赤ソロでまだクリアしていないことを思い出し、どこまでの難易度だったら今の蛹でもクリアできるか知りたい、挑戦したいと思い今回の「驕慢の耳」取りという遊びを始めました。

　一番最初に「とてもやさしい」から始めたのですが、再抜刀のタイミングやターゲットの移り変わりなども上手くいかずフェイスが落ちてしまいましたが、なんとか勝てました。２回目は「やさしい」、３回目は「ふつう」４回目は「むつかしい」と行い、上記したようにそれ以降は「ふつう」を周回いたしました。「ふつう」の第1回目でミスラの耳装備がでたので、「とてもむつかしい」でなくても耳装備がでることを知り興奮しました。もしかしたらソロで「驕慢の耳」を取ることができるかもしれない。そう思うと、この上位「神威」に通うのが楽しくなっていきました。

　「驕慢の耳」も２０回未満で運よく取ることができました。ソロではつらいよという方は、LSメンバー様やフレンド様と一緒にそんなに難しくない難易度「ふつう」を通い続ければ、クレパスクラプリスとは段違いの入手のしやすさで手にすることができるということをお伝えしたくて、さっそく記事にいたしました。

「自らに課せられたものと向き合うということ～大切な人と共に～」

■追記

・誤字脱字などの文章修正。（2024年7月6日）

・グラビデやバインドがAA達に入るのなら、開幕連続魔やクイックマジックなどでAA達に行動制限を付与することでヴァレンラールさんへの集中砲火を緩和できれば、「むずかしい」の赤ソロもいけるかもしれません。

・今回の戦法は、どのAAに対しても有効ではないかと考えられます。ですのでAAの耳装備でご希望のものがあれば、目的の耳装備を落とすAAだけを倒し、フェイスが倒され切る前に脱出するという方法が拘束時間の負担が減るだけでなく、経験値・エグゼポイント的にも安心安全ではないかと思います。

・絵を加筆。（2024年7月6日）

・絵の解題。（2024年7月6日）

世界的に有名なアーティストグループの"Music Group of Keltic Woman"の代表曲の1つの”You raise me up"の世界観をイメージしながらアフマウを描いてみました。

「赤ソロで『驕慢の耳』の取り方」